難聴外来
曜日
月曜日午後
担当医
田島勝利、小島崇史
取り扱う疾患
先天性難聴などの小児難聴をはじめとした感音難聴全般
概要
難聴外来では、新生児から成人まで幅広く診察を行っています。
大人に対しては、一般的な聴力検査(純音聴力検査)や言葉の聞き取り検査(語音聴力検査)を施行します。乳幼児に対しては、条件詮索反応聴力検査(COR)、遊戯聴力検査などといった検査に加え、聴性脳幹反応検査(ABR)、聴性定常反応検査(ASSR)、耳音響放射検査(OAE)などの他覚的検査(ご本人の意思と関係なく評価できる聴力測定法)を組み合わせて、できるだけ正確な聴力を評価しております。さらにCT・MRIなどの画像検査や遺伝子検査を組み合わせて、難聴の原因検索に努めております。
難聴が発見された場合、薬物治療での回復の可能性がある場合には適切な治療をさせていただきます。難聴の程度によっては、補聴器が必要になる場合があります。その際は、言語聴覚士と連携し、当院の補聴器外来で試聴・購入および購入後の調整を行っております。一方で、補聴器を装用してもコミュニケーションが困難である重度難聴の場合には、中耳外来協力のもと、人工内耳植込術を提案させていただきます。