口蓋へんとう摘出術

適応

本来の扁桃機能を考慮すると年齢は4歳以上であることを目安とする。1年に4回以上、2年に5~6回以上の急性扁桃炎を繰り返す場合、扁桃周囲膿瘍の既往のある場合、扁桃肥大により呼吸、嚥下障害などを生じる場合などです。単に肥大していることのみで適応になることはありません。

手術

今日ではほとんどが全身麻酔下に行われています。合併症に術後出血があります。出血時はすみやかな対応が必要で、出血部位の確認、結紮止血、止血剤の投与などを行います。再度全身麻酔下に行うケースも少なくなく、止血困難な場合には外頸動脈を結紮する場合があります。術前にはこれらに関するインフォームド・コンセントを十分に得る必要があります。
病巣感染症例における手術の場合は手術時の扁桃に対する刺激により一過性に二次疾患の症状の増悪をみることがあります。掌蹠膿疱症、IgA腎症、胸肋鎖骨過形成症の扁桃摘出による効果は80%と報告されておりきわめて有効性が高いです。