へんとう病巣感染症

扁桃が原病巣となってそれ自体が無症状か軽微な症状にすぎないにもかかわらず扁桃から離れた臓器に器質的・機能的障害を引き起こす病態を扁桃病巣感染症といいます。
扁桃の摘出により症状の改善がみられた疾患は多種多様に報告されていますが、現在、掌蹠膿疱症、IgA腎症、胸肋鎖骨過形成症は扁桃摘出による効果が極めて高いことから扁桃病巣感染症の関連疾患として認知されています。その他の関連疾患に尋常性乾癬、アレルギー性紫斑病、関節リウマチなどの報告があります。性比は女性に多く男性の2倍以上です。
病巣感染症扁桃自体には特異的な所見はなく扁桃固有の症状もほとんどありません。診断には従来から扁桃誘発試験と打ち消し試験が行われてきました。
治療は手術による摘出です。