口蓋扁桃摘出術

口蓋扁桃とは、俗に言う「扁桃腺」です。
口蓋扁桃摘出術は、約1週間の入院になります。手術後の経過次第では、入院が長引く場合もあります。

【適応】

口蓋扁桃を摘出する手術は、以下の場合に行われます。

  • 習慣性扁桃炎(年に4回以上、扁桃炎にかかるもの)
  • 扁桃病巣感染症
    (IgA腎症、掌蹠膿疱症、胸肋鎖骨過形成症など それぞれ専門の科の評価が必要です)
  • 睡眠時無呼吸症候群

【手術の方法】

  • 全身麻酔で行います。
  • 開口器で大きく口を開き、電気メスなどの器具を用いて口蓋扁桃を摘出します。
  • 出血の際は、血管を焼く、糸で縛るなどして止血します。
  • 出血が無いことを確認して、手術を終了します。

※手術時間は1時間前後です。

【起こり得る主な合併症】

  • 出血

    唾に血が混ざる程度の出血は自然に薄まってくることが多いです。出血量が多い場合は、再度全身麻酔をかけて再手術になる可能性があります。大量の出血は手術直後と手術1週間後に見られやすいので、注意して管理いたします。

  • 咽頭痛

    術後ののどの痛みはどうしても避けられません。痛みがひどい場合には、適宜鎮痛剤を使用致します。時間経過と共に、痛みは和らいできます。

  • 口角炎・口内炎

    開口器で大きく口を開くため、口角が切れてしまうことがあります。また、舌を長時間抑えるため、口内炎や舌の違和感が出現することがあります。いずれも、時間経過と共に改善していくことがほとんどです。

【手術の流れ】

手術の流れ