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プログラム責任者からのメッセージ

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患者のQOL向上に貢献する
医療のプロフェッショナルを
目指す

形成外科主任教授・診療科長
水野 博司

Dr水野博司
形成外科は先天性あるいは後天性に生じた変形や機能障害に対して外科的手技を駆使することにより、形態および機能を回復させ患者のQuality of Lifeの向上に貢献する外科系専門分野です。

順天堂大学形成外科専門研修プログラムでは形成外科専門医の育成を目的に、順天堂大学医学部附属順天堂医院を基幹施設とし、関東近郊に位置する8つの連携施設・地域医療研修施設との病院群のもと、豊富な症例数、各種サブスペシャリティーの専門医を有する指導医により、特定の専門分野に偏ることのない研修ができるよう配慮されています。
更にリサーチマインドを涵養するための学術研究活動(学会発表や論文作成)や、地域医療における形成外科の役割や重要性について深く認知するための地域医療研修もプログラムに組み込まれています。そして本プログラム終了後には専攻医全員が専門知識と診療技術を習得し、他の診療科とのチーム医療を実践できる能力を備えるとともに、高い倫理観と社会性を有する専門医に育つよう、その育成に尽力します。

また本プログラム期間中に順天堂大学大学院へ進むことも可能で、専門医の取得と学位(博士)の取得を両立させることも可能です。そして専門研修終了後も一層の専門性の飛躍の為の国内外施設への留学提携施設も数多く有しています。上級医の殆どは海外留学経験者であり、世界の形成外科の実情を知ることで国際的な感覚を養い海外に多くの友人を作ることは将来のキャリア形成に大変意義のあることと考えています。そのため希望者に対しては積極的に海外の研修施設に留学することを奨励しています。

臨床、研究、教育、どれをとっても、時代の変化に合わせたニーズに応えるために、常に新しいことに取り組む姿勢が重要だと考えています。そのために、若手医師のやる気を尊重し、少々の失敗には目もくれず果敢にチャレンジしてもらえる環境・雰囲気づくりを大切にしています。