巨細胞性動脈炎旧称:側頭動脈炎

巨細胞性動脈炎とは

主に頚部から側頭部にかけての動脈に炎症が生じ、頭痛や視力の低下をきたす病気です。
55歳以上の方に多くみられます。リウマチ性多発筋痛症の合併がしばしばみられます。

原因

現在のところ明らかな原因はわかっておりません。

症状

全身の症状として、発熱、体重減少、倦怠感を認めます。ズキズキとした拍動性の頭痛を認め、特徴的な症状としては、こめかみ付近に痛みのある側頭動脈を触れます。視力障害は約50%にみられ、失明に至る場合もわずかに認めます。血液検査では炎症所見の上昇が見られますが、確定診断のためには側頭動脈の組織検査が必要な場合もあります。

治療

副腎皮質ステロイドの内服が必要となりますが、一般的に反応は良好です。
ただし視力障害を認める場合はより多くの副腎皮質ステロイドを用いて治療し、失明を防ぐ必要があります。