後期臨床研修プログラム

膠原病内科における後期研修では、知識や技術はもとより患者さんを全人的にサポートできる医師を育成していくことを目標としています。当科では病棟診療においてグループ制をとっており、専門研修においては経験豊富な専門医をグループ長ならびにグループ員全員が親身な指導を行っています。また、学術面においても臨床はもとより基礎においても多彩な研究を行っておりこれらの研究に参加することにより臨床に卓越し、なおかつ学術的キャリアを積んだ膠原病内科医の育成を目指しています。

後期研修プログラムについて

当科における後期研修には大きく分けて2つのコースがあります。いずれのコースにおいても内科認定医やリウマチ専門医等の資格を取得することができます。内科認定医の場合は後期研修1年終了時に取得資格が得られ、リウマチ専門医に関しては後期研修開始時からリウマチ学会に入会して頂き5年目以降から取得が可能です。いずれのコースでも専門研修においては当科の指導医が親身な指導を行っていきます。また、以下に示すコースはいずれも例であり、個々の後期研修医の希望になるべくそうように後期研修プログラムを組んでいきたいと考えています。

1.大学院生コース

大学院への進学は後期研修開始時、後期研修終了後などいずれの時点からでも可能です。大学院においては通常4年間で学位(医学博士)の取得が可能であり、研究の進み具合により優れた論文が作成されれば3年間で卒業が可能です。後期研修開始と同時に大学院に進学した場合でも、はじめの1年間では次の専門医取得コースと同様、膠原病・リウマチ内科や内科認定医の資格取得を含め、全科から研修希望の診療科を選択することが可能です。もちろん、大学院コースを選択した場合でも各種専門医の取得を励行しています。実地臨床研修として週に1~2日の外勤(病病、病診連携)が有給で研修出来ます。この収入が主な生活費となります。

コース1年次2年次3年次4年次5年次6年次
1 大学院
専門研修
(含内科研修)
大学院 大学院 大学院
2 専門研修
(含内科研修)
大学院 大学院 大学院 大学院
3 専門研修
(含内科研修)
大学院 大学院 大学院 大学院 大学院

専門研修では他科を選択することも可能です。また研修は附属病院を含めた研修関連病院でも可能です。

2.専門医・専攻生コース

専門医を目指す臨床研修では1年次に膠原病内科専攻生として、内科認定医を取得する資格を得るために必要な内科(選択可)のローテーションを行います。その後より臨床力を高めるためさらに内科を研修しても結構ですし、またgeneral physicianとしての知識や技術を習得するため全科から希望診療科をローテーションすることも可能です。ローテーションについては後期研修開始時に相談の上、希望に添えるよう決定しています。2年時以降に関しては専門研修となりますが、2年次以降で大学院に入学を希望する方は、大学院コースへの変更も可能です。実地臨床研修として原則、週に2回外勤(病病、病診連携)に従事出来ます。

コース1年次2年次3年次4年次5年次
1 専門研修
(含内科研修)
専門研修 研修関連病院 研修関連病院 専門研修
2 専門研修
(含内科研修)
研修関連病院 研修関連病院 専門研修 専門研修
3 専門研修
(含内科研修)
内科・他科研修 専門研修 専門研修 専門研修
4 専門研修
(含内科研修)
内科・他科研修 研修関連病院 研修関連病院 専門研修

上記のコースはモデルコースであり、後期研修開始時に個々の研修医と相談の上研修プログラムは決定されます。

3.留学

以上のいずれのコースにおいても、時期に応じて海外や国内への留学ももちろん可能です。留学に関しても個々の希望により相談のうえ、決定していきたいと考えています。

4.専門研修における臨床研修

毎週水曜日朝8時半から教授チャート回診がおこなわれ、終了後病棟回診があります。5時から症例検討会、抄読会、研究報告会が行われます。その他に週に1~2回各病棟グループによる回診が行われています。さらに、研修医向けのクルズスがテーマ別に毎週1時間程度行われています。また他施設との合同症例検討会が年に4~5回行われています。

5.学会活動

日本リウマチ学会、日本内科学会、日本臨床免疫学会、日本アフェレシス学会、日本腎臓学会、日本免疫学会などに毎年数多くの演題を発表しています。

6.研修関連病院

順天堂大学医学部附属病院

その他おもな関連病院