気管腫瘍

気管腫瘍は、比較的稀な腫瘍である。気管腫瘍には原発性と続発性がある。
原発性気管腫瘍の種類として、腺様嚢胞がん、カルチノイド、扁平上皮がんが多い。周辺臓器の腫瘍から気管に浸潤する腫瘍として、甲状腺がん、肺がん、食道がんがある。
気管の腫瘍は、内腔に発育して狭窄症状を呈してくる。内腔の50%を占めるだけでは症状はあらわれないが、70%を超えると呼吸困難を呈してくる。症状としては、呼吸困難、喘鳴、血痰等である。気管支喘息と誤診されることもある。
治療は、気管環状切除が行われる。その他に、ステント挿入や、気管支鏡下によるレーザー焼灼術も行われる。