患者さんを紹介してくださる先生方へ

順天堂大学呼吸器外科では肺がんの診療を主体として、縦隔腫瘍などその他の悪性腫瘍に対する治療を提供しています。肺がんに関しては2008年2月から国立がんセンター中央病院より鈴木健司が主任教授として赴任し、これまでの実績にがんセンターでのノウハウを追加することになりました。自ずと肺がんに対する診療レベルは向上し、「安全第一、そして根治」をモットーに診療を展開しております。

肺がんに対する治療の中心は外科治療ですが、しばしば外科切除を必要としない肺がんも発見されます。また手術単独では治癒の望めない肺がんもございます。つまり治療の縮小と拡大を的確に判断することが必要になります。当科では小型肺がんに対する治療法として今後主流となるであろう区域切除を多用し治療を縮小、進行肺がんに対しては外科治療の後に化学療法を行うなど展開しております。その適確な判断基準を患者さんに提供させて頂きます。

患者さんは高齢化し、殆どの方は合併症をお持ちです。循環器、消化器をはじめとして様々な既往をお持ちです。このような状況にあって、今後は順天堂大学のような総合病院が力を発揮します。リスクの高い患者さんを高い安全性で治療します。

縦隔腫瘍の中では悪性胚細胞腫や胸腺腫をおもに診療しています。胸腺腫に合併する重症筋無力症は難病ですが、神経内科との連携で安全に手術を施行しています。

ご紹介頂いた患者さんにつきましては必ず経過を複数回に亘ってご報告申し上げます。
そしてなによりお元気な状態で紹介元の先生のお顔を見てもらうことが私たちの目標です。