入院診療について
病棟における診療体制について
呼吸器内科の入院病棟は1号館の9階病棟を中心として病床数は42床あり、日々の診療に当たっております。
病棟は、主に卒後4~15年目の医局員が3人のグループ長のもと研修医とペアを組み患者さんを担当しています。入局後4年目以降の医師の大半は内科認定医と、呼吸器内科専門医の資格を有しております。
対象となる病気は、「呼吸器の疾患について」にて紹介いたしました代表的呼吸器疾患(肺炎、COPD、肺がん、間質性肺炎、気管支喘息等)に対する入院治療の他、サルコイドーシス、胸部異常陰影、睡眠時無呼吸症候群等に対する短期検査入院も行っています。
回診やカンファレンスを通じて、呼吸器内科の中で全症例についてスタッフで検討するというチーム診療の体制をとっています。
現在当院の呼吸器内科に入院される約半数の方は肺がんに対する検査や治療を行っています。治療については放射線療法や外科療法も組み合わせた方が良い場合には週1回の合同カンファレンスで呼吸器外科と放射線科と情報共有をして話し合い、治療方針を決めています。
退院時に必要な医療サポートについて週1回カンファレンスを開催して看護相談室、医療福祉相談室、緩和ケア看護師、病棟看護師、リハビリ科と情報共有をして退院後の生活がスムーズに進むように努めています。
外来で入院が必要な状態になった場合には緊急の入院も対応が可能です。もし、入院のお部屋がない場合にも他の施設へのご紹介もしております。お困りのことがありましたらご相談いただければと思います。