診療実績

ペインクリニック(痛みの治療)部門

  • 痛みは、患者さんの毎日の暮らしに大きな影響を与える症状です。したがって、痛みの原因は様々でありますが、まずは、できるだけ普段の生活に戻れることを目標に、痛みを緩和することが必要です。患者さんの持つ痛みを適切に評価することで、よりよい治療やサポートができるよう心がけています。
  • 当ペインクリニックは、40年以上の豊富な治療経験をベースに、最新の治療を提供しています。主な対象疾患は、頭痛、三叉神経痛、各種の術後痛、帯状疱疹痛・後神経痛、脊椎疾患(頚肩腕痛、腰下肢痛)や糖尿病性神経障害、血流障害による痛み、複合性局所疼痛症候群、がん性疼痛、慢性疾患に伴う痛み、など幅広い疾患の痛みを治療しています。先進医療にも積極的に取り組んでおり、痛みの専門医(日本ペインクリニック学会専門医、日本頭痛学会専門医、日本緩和医療学会暫定専門医、日本麻酔科学会専門医)が、適切な方法を、患者さんと共に選択します。低侵襲治療(神経ブロック療法、高周波熱凝固療法、脊髄刺激療法、硬膜外内視鏡:エピドラスコピー)に加え、さまざまな薬物療法も併用しており、入院して治療を受けることも可能です。特に、三叉神経痛や脊椎疾患など低侵襲治療の適応が高い疾患には、透視装置や超音波エコーを用いて安全かつ確実な方法で、できるだけ速やかな痛みの緩和を心がけております。一方で、慢性の痛みには、多角的な取り組みをしており、理学療法科との連携による運動療法をはじめ、心身両面から痛みの緩和を得るために臨床心理士もお手伝いすることができます。なお、必要に応じて、整形外科、理学療法科、脳神経内科、脳神経外科、緩和ケアチームとの集学的チーム医療を行っております。われわれの治療目標は、患者さんの生活の質(Quality of Life:QOL)の向上と高い満足度、です。

診療実績 (2019年4月~2020年3月)

初診患者数の推移

2019年度初診患者数と内訳グラフ

2019年度初診患者数と内訳

2019年度初診患者数と内訳グラフ

2019年度入院患者数と内訳

2019年度入院患者数と内訳グラフ

再診患者推移

再診患者推移グラフ

2019年度 透視下神経ブロック集計、非透過下神経ブロック集計


透視下神経ブロック集計
項  目年間施行数
頸・胸・腰・仙骨硬膜外ブロック 206
腰部神経根ブロック・パルス 368
胸部神経根ブロック・パルス 5
仙腸関節ブロック・サーモ 46
腰椎椎間関節ブロック・サーモ 40
大腰筋溝ブロック 30
腰部交感神経節ブロック 22
腕神経叢ブロック 12
不対神経ブロック 9
椎間板造影 6
SCSトライアル・埋込 5
肋間神経ブロック・サーモ 3
ガッセル神経節ブロック・パルス 2
ブラッドパッチ 2
硬膜外カテーテル挿入 1
その他 15
合  計 760
非透視下神経ブロック集計
(エコー下ブロックを含む)
神経ブロック名 試行回数合計
胸・腰・仙骨硬膜外ブロック 2,262
星状神経節ブロック 976
肩・膝関節内注射 868
仙腸関節ブロック 482
腕神経叢ブロック 276
椎間関節ブロック 224
眼窩上・眼窩下・頤神経ブロック 176
腰部傍脊椎神経ブロック 118
後頭神経ブロック 105
肩甲上神経ブロック 106
肋間神経ブロック 15
顔面神経ブロック 14
その他トリガーポイント・点滴・処置など 5,894
合  計 11,516

2019年度運動療法介入症例

疾患名外来
腰椎疾患7
帯状疱疹6
関節障害4
その他4
合  計 21

2019年度心理面談介入症例

腰下肢痛 16
全身痛 16
会陰部肛門部痛 5
帯状疱疹関連 3

術後痛

2

顔面、頭痛

15
CRPS 3
交通外傷 1
手足痛 8
その他 10
合  計 79