腫瘍班 手術実績

脳腫瘍は稀少疾患であるのみならず、腫瘍の発生部位や腫瘍性質によって手術方法が異なります。当院だけで年間約150人以上の患者さんから脳腫瘍手術をお任せいただいていますが、それでも年齢、場所、腫瘍診断、大きさ等が完全に重複する手術であることはほとんどありません。したがって手術技術を維持し、どんな症例にも安全に対応するために、腫瘍のみならず脳血管や脳機能、正常解剖に関して熟知し経験することが必要となってきます。
このため、付属病院や関連病院への出張手術も含めて、年間約300例に関与させていただいております。中には治療困難であった血管障害や腫瘍手術の技術を応用した機能障害の手術をご依頼いただくこともあり、ここ数年の平均的手術内容と代表的疾患の手術数は以下のようになります。

頭蓋内腫瘍摘出術(約200例/年)

髄膜腫 60
神経膠腫 40
神経鞘腫 35(聴神経腫瘍 25)
転移性脳腫瘍 20
小児脳腫瘍 20

血管障害(約40例/年)

クリッピング術 15
AVM 3
バイパス手術 15
内頚動脈内膜剥離術(CEA) 8

機能外科手術(約15例/年)

微小血管減圧術 顔面けいれん 10
三叉神経痛 5