概要

NICU 8床
GCU 20床
MFICU 4床
一般産科病床(後方病床) 30床

産科部門

産科病棟について

この度はご妊娠おめでとうございます。
当院は地域周産期母子医療センターとして一般の妊婦さんから基礎疾患や産科合併症のある妊婦さんまで幅広く受け入れております。
すべての妊婦さんに安全性の高い医療を提供し、ご満足いただけることを目指して、様々なニーズに応えるべく無痛分娩・産後ケア施設との連携・産科病棟専用のお食事などを用意しております。
ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。
産婦人科医・麻酔科医・助産師・病棟スタッフ一同お待ちしております。
産科部門01
◎産科病棟入口
産科病棟は1号館11階Aです。
お母さんと赤ちゃんを守るために病棟は施錠しています。
体調が許せば院内コンビニ等へお母さんは行くことができます。
ナースステーションと廊下はオープンスペースでつながっており、気軽にスタッフに声を掛けられるようになっています。
産科部門02
◎LDR
LDRは12畳くらいの広さで、7室あります。
中央の分娩台は長時間滞在しても苦痛にならないLDR分娩台です。その周りには分娩監視装置や新生児の処置台があります。
産科部門03
◎新生児室
基本的には母児同室をお勧めしていますが、お母さんの体調や育児指導参加などの状況に応じて、一時的に赤ちゃんをお預かりしています。
産科部門04
11A病棟配属の看護師は全員が助産師で、サポート体制は抜群です。
皆さまと赤ちゃんにお会いできることを楽しみにしています。

周産期センター 産科担当スタッフ一同

麻酔科部門

産科麻酔専門の麻酔科医を常時産科病棟に配置して、産婦人科医、麻酔科医、小児科医、助産師による医療チームで、緊急帝王切開や産後の大量出血などの事態に適切に対応できるような体制を整えています。産科麻酔専門の麻酔科医がすぐに対応できることから、24時間体制での無痛分娩も提供しており、「24時間いつでも快適で安心できる出産のサポート」を目標としています。

周産期麻酔外来

当院で分娩をご希望の妊婦さんには麻酔スクリーニングといって、妊婦さんの既往歴や検査結果から、無痛分娩・帝王切開を安全に行うことができるかどうかを麻酔科医が確認するために、周産期麻酔外来の受診をお願いしています。妊娠34週ごろに予約の上周産期麻酔外来を受診していただいています。無痛分娩を希望されていない妊婦さんでも、緊急帝王切開や陣痛が辛くて急遽無痛分娩を希望された場合に、より安全に麻酔を行うことが可能となります。

無痛分娩

当院では24時間体制での無痛分娩ですので、無痛分娩を目的とした計画分娩は必要ありません。自然の陣痛で入院し、徐々に痛みが強くなり、サポートが必要となった時点から無痛分娩を開始することができます。そのため無痛分娩の開始時期は、陣痛発来後に産婦さんの希望をできるだけ尊重します。

麻酔科
帝王切開や無痛分娩の麻酔管理を通し、安全で快適な分娩をサポートいたします。

周産期センター 麻酔部門スタッフ一同

新生児部門

NICU(1号館11階N病棟)/GCU(1号館11階B病棟)について

当院のNICU/GCUは2019年4月に全面リニューアルし、早産児だけでなく先天性心疾患、小児外科疾患を含むあらゆる新生児疾患に対応しています。
NICU(8床)の各ベッドは半個室化を実現し、カンガルーケアなどを通じて入院中のお子様とご家族が心安らぐ空間を提供しています。
先天性心疾患に対しては専門的な超音波診断、血管カテーテル検査、手術を実施しております。
小児外科では腹腔鏡や胸腔鏡を用いた内視鏡手術など、最先端の低侵襲手術経験が豊富です。
また、専門の心理士によるご家族へのサポート、理学療法士による発達支援も行っております。

NICU(新生児集中治療室)
◎NICU(新生児集中治療室):8床
NICUは、早産児として生まれてきた新生児や、重症の合併症を持って生まれてきた新生児の集中ケアを行う病床です。
GCU(新生児回復期治療室)01
◎GCU(新生児回復期治療室):20床
GCUは、新生児が家庭で過ごすにはもう少し成長する必要がある場合に入院する病床です。
合併症を持つ新生児の専門的な管理も行っています。
退院にむけての生活指導や授乳指導も実施しています。
GCU(新生児回復期治療室)02
医師・看護師だけではなく、理学療法士や臨床心理士など様々な職種のスタッフが連携をして新生児の成長・発達を見守りつつ、ご家族が安心して過ごせるようにサポートいたします。

周産期センター 新生児担当スタッフ一同