医師 教授
北出 真理
KITADE Mari
日本を代表する
低侵襲手術のエキスパート
社会復帰が早く美容的な低侵襲手術は、患者さんにより優しい医療を提供するという「仁」の心そのものであり、働く女性や妊娠希望の方には最適の術式です。当院では腹腔鏡下手術をはじめとする低侵襲手術をいち早く取り入れ60年以上の歴史がありますが、15,000件以上の症例の蓄積をもとに日々術式に改良を重ね、いかに安全かつ低侵襲な手術を提供できるかを常に考えて参りました。従来からある腹腔鏡手術・子宮鏡下手術に加え、ロボット支援下手術など新しい技術も取り入れながら、今後もより安全で患者さんに優しい医療を提供していきます。
Dr北出真理n
卒業大学 順天堂大学(平成3年)
専門分野 生殖内分泌、不妊症、婦人科内視鏡手術
資格 日本産婦人科学会専門医
産婦人科内視鏡技術認定医
日本生殖医学会生殖医療指導医
母体保護法指定医
医師 教授
河村 和弘
KAWAMURA Kazuhiro
生殖医療分野をリードする
早発卵巣不全のエキスパート
40歳未満で閉経する早発卵巣不全は今まで、いわゆる治療法のない不治の病と呼べるものでした。既に閉経した卵巣内の卵子を活性化する卵巣活性化療法を新規に開発し実用化したことで、今まで妊娠出産を諦めるしかなかった早発卵巣不全の患者さんたちに新たな治療を提供できるようになりました。現在は、より簡便に自身の血液を用いて卵巣を活性化する多血小板血漿療法(PRP療法)などを用いて、卵子がなかなか育たなかったり、卵子の質が低下している方へも治療の幅を広げています。
Dr河村和弘n
卒業大学 秋田大学(平成8年)
専門分野 生殖内分泌学、高度生殖補助医療
資格 日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科学会指導医
日本生殖医学会専門医
患者さんへのメッセージ
生殖医療の中心である体外受精の歴史はまだ40年程度であるにも関わらず、高度に発展してきました。その背景には、多くの基礎研究が臨床応用され技術開発が続けられてきたことがあります。当院では、早発卵巣不全の治療法確立以外にも、生殖医療の最大の課題である卵子老化に対するアンチエイジング療法の開発や、体外受精の成績を向上する医療機器の開発に力を入れており、これらの基礎研究開発に成功してきました。今後は、臨床試験による有効性、安全性の確認の後、当院が発信する新時代の生殖医療へとつなげていく所存です。また、不妊を発症するまえに予防することも大切と考えており、不妊予防に向けた自己診断ツールの開発も行っています。不妊予防には正しい知識が重要であり、You tubeなどを用いた啓発活動も行っております。さらには、患者さんが自らできる不妊対策として、様々な方法の開発を試みており、その一つとして最近注目されているサプリメントに対して科学的な評価を行い、真に有効なものの同定を行っています。
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