治療法の実際
当センターで行っている女性低侵襲手術


不妊治療の実際
妊娠方法
妊娠する方法は原則、以下のタイミング法、配偶者間人工授精(AIH)、体外受精 (IVF)の3通りがあります。
1.タイミング法
排卵のタイミングに合わせて夫婦間で性交渉をとっていただく方法です。
2.配偶者間人工授精(AIH)
排卵のタイミングに合わせて、精子を遠心分離器にかけ、元気な精子を集めて子宮内に注入する方法です。適応は軽度の男性不妊症や性交障害のある方です。当院の基本料金は約2万円です。(図4)
3.体外受精 (IVF)
卵子と精子を体腔外で受精した後、受精卵を培養し、子宮内に移植する方法です。卵子や精子が、卵管や腹腔内の環境に触れることなく受精が可能なため、卵管閉塞や子宮内膜症、原因不明不妊のひとつである卵管ピックアップ障害(排卵した卵子を卵管に取り込むことができない)の方などに適応となります。また卵巣機能の低下した方も適応となります。
基本料金は方法によって様々ですが、1回30-50万円程度です。(図5)

