研修カリキュラム

当センターにおける研修カリキュラム(内視鏡技術認定医・エキスパート育成カリキュラム)

他学から研修を希望される場合は、産婦人科経験年数や取得資格により下記の3パターンがあります。

G:グループ

パターン1:専門医取得前の場合(内視鏡技術認定習得を目標)
→他グループのローテーションも入るため3年間以上は必要

パターン1

パターン2:専門医・学位取得後の場合(内視鏡技術認定習得を目標)

パターン2

パターン3:内視鏡技術認定取得後の場合(アドバンスコースとして)

パターン3

内視鏡技術認定医取得後の場合は比較的短期の研修が可能ですが、内視鏡技術認定医の取得を目標とする 場合は2年以上の研修が必要となります。また希望によっては生殖医療研修との併用も可能です。

2つの専門グループによる腹腔鏡手術の研修システムの違い

2つの専門グループによる腹腔鏡手術の研修システムの違い

当センターでは、専門グループにより2つの異なる研修システムを設置しています。
生殖内分泌グループは機能温存術から摘出術まで幅広く行いますが、悪性腫瘍グループは摘出術にを中心に行い、子宮悪性腫瘍の手術の習得を目指します。

腹腔鏡手術の教育とトレーニング

腹腔鏡手術の教育とトレーニング01

腹腔鏡手術は、2次元かつ拡大鏡下の視野、目手指の協調に慣れる必要があり、手技の習得には開腹手術の3-5倍の時間がかかります。
当センターでは術者の教育に、第2助手→第1助手→術者と段階を追ってステップアップする`スパイラルアップシステム'を取り入れております。各パートを一定数行い、それぞれの目標を達成した時点で次のパートに進むシステムは、鏡視下手術手技の基盤形成に大変有効です。

腹腔鏡手術の教育とトレーニング02

技術認定医取得を基軸とした手術レベルに応じた術式の設定

技術認定医取得を基軸とした手術レベル(プライマリーコース、アドバンスコース、エキスパートコース)に応じて、適応術式のレベルアップを行っております。

内視鏡技術認定取得の位置づけ(当院の場合)

内視鏡技術認定取得の位置づけ

教育枠の設定と外来とのリンク

教育枠の設定

教育枠の設定

外来と手術のスパイラルアップシステム

経験年数とともに、手術の習熟度にリンクした技術・知識・倫理観のスパイラルアップができる教育システム
外来と手術のスパイラルアップシステム

教育施設としての方針

教育施設としての方針