病院見学・研修希望の方へ

ご挨拶

順天堂大学産婦人科医局長 藤野一成 平成18年順天堂大卒

医局長

産婦人科医の勤務の過酷さ、産婦人科医の減少などが社会問題となっていますが、日本産科婦人科学会をはじめとしたさまざまな団体のよる取り組みで、産婦人科医の減少に歯止めがかかっています。
当医局でも勤務体制の見直しはもちろん、妊娠中の女性医師や子育て中の医師でも働きやすい環境を提供しています。
順天堂では、学閥のない、性差のない、国籍の差のない人材登用を行っていますが、当教室でも学閥は存在しません。100名以上の医局員が在籍する当教室ですが、出身大学は国立大学から私立大学まで多岐にわたり、2019年度には10名の入局員を迎えました。
教授以下、和気あいあいと診療、研究、教育に勤しんでおりますので、まずは是非とも見学にいらしてください。

女性医師の出産後の勤務状況

女性医師の妊娠・出産や子育てには教室を挙げてサポートしております。また、育児状況に応じて柔軟な勤務体系を考えております。

子育て中の女性医師が勤務と家事を両立するためのプロトコール
A.スタンダード版

  • 月曜~金曜の日勤のみの勤務とし、うち1日は研究日(外勤)
    当直と土日の勤務は免除
  • 待遇は時短勤務ではなく、常勤と同等
  • 後期研修医に向けた専門研修プログラムでも女性医師支援コースを設定

B.オーダーメイド版

  • 土曜の午前のみ外来を担当・育児状況に応じた月数回の当直業務担当(翌日日勤はなし)
  • 週数回の大学勤務として、残りの平日を関連施設や検診センターで勤務
    (出勤回数に応じて非常勤医師もしくは時短勤務申請)
  • 2回目以降の育児休暇の場合には期間の延長

産婦人科におけるキャリアパス

卒業後の進路と選択肢

卒業後の進路と選択肢

専門研修以降の当院での働き方

  • 基本給 勤続年数に相関
  • 外勤(基本的には1回(午前・午後)/週の検診もしくは当直・日勤)
  • 当直回数(6回/月前後 現在当直翌日午後は休暇としています
  • 休暇(春季・夏季 それぞれ1週間)
  • 当直制のため、当直以外の日曜、祝日の出勤はありません。

当院での治療実績

産婦人科研修の連携施設

当教室では、産婦人科専門研修に示す連携施設で臨床研修を行うことが出来ます。

治療実績

治療実績

研修詳細

研修詳細

研修プログラムについて

順天堂医院
基幹施設:順天堂大学医学部附属順天堂医院

3年間の研修を基幹施設と連携施設で実施します。周産期重点、腫瘍重点など個人の希望に合わせて研修内容のオーダーメイドを行います。

連携施設
順天堂練馬病院
https://www.juntendo.ac.jp/hospital_nerima/
順天堂浦安病院
http://www.hosp-urayasu.juntendo.ac.jp/
順天堂静岡病院
https://www.hosp-shizuoka.juntendo.ac.jp/
順天堂江東高齢者医療センター
https://www.juntendo.ac.jp/hospital_gmc/
都立墨東病院
http://bokutoh-hp.metro.tokyo.jp/
都立豊島病院
http://www.toshima-hp.jp/
賛育会病院
https://www.san-ikukai.or.jp/sumida/hospital/
越谷市立病院
http://www.mhp.koshigaya.saitama.jp/
東部地域病院
http://www.tobu-hp.or.jp/
小張総合病院
https://www.kobari.or.jp/   など

大学院の位置づけとカリキュラム

本学大学院には、基礎医学コース、臨床医学コース(基礎・臨床医学研究コース、臨床医学研究コース)、社会医学コースの4つのコースがあります。産婦人科で選択出来るのは臨床医学コースです。

基礎・臨床医学研究コースでは、4年間の大学院在学中に最大4年間の研究専任期間(ベッドフリー)に、主として 基礎医学の研究を行います。また、この期間を利用して海外に留学することも可能です。ただし、各部門の認定医を取得する場合には、研究専任期間が臨床経験年数から省かれる場合があります。

臨床医学研究コースでは、主に臨床的なテーマをもとに研究を行います。このため、原則として研究専任期間はなく、関連病院などでの勤務も可能です。研究を行ったり、論文をまとめたりする一定期間は本郷での勤務となります。本コースでは、大学院在学中の全ての期間が各種認定医の臨床経験年数に含まれます。

サブスペシャリティーについて

産婦人科専門医獲得後、以下のようなサブスペシャリティーの取得が可能です。

  • 周産期(母体・胎児)専門医
  • 婦人科腫瘍専門医
  • 生殖医療専門医
  • 女性ヘルスケア専門医
  • 内視鏡技術認定医
  • 超音波専門医
  • 臨床遺伝専門医
  • がん治療認定医
などの専門医の獲得を目指す。

多くの附属病院、関連病院に周産期専門医、婦人科腫瘍専門医、内視鏡技術認定医を配置し、いずれの病院でも研修できるようにています。

専門医獲得まで (目安として卒後5年目~10年目)

産婦人科専門医獲得後、サブスペシャリティーを目指したり、大学院に進学します。

サブスペシャリティー取得後や大学院卒業後  (目安として卒後10年目~)

専門医習得後は更なる専門性(サブスペシャリティー)を高める研修や臨床、研修医や専門医の指導、大学教育、大学院生指導、関連病院部長、開業など様々な進路があります。

海外への留学

Division of Reproductive Health, Clinical Science Research Laboratories, Warwick Medical School, University of Warwick(イギリス)
Chang Gung Memorial Hospital ,Linkou(台湾)
Perinatal research centre, University of Alberta(カナダ)

最近10年の専攻医・専門研修医の状況

年度
(卒業年)
入局者 男:女 順大卒 他大学卒
2019
(2017)
10 2:8 8 岩手医大、埼玉医科大学
2018
(2016)
6 2:4 3 山口大、高知大学、川崎医科大学
2017
(2015)
5 2:3 3 久留米大、弘前大
2016
(2014)
5 3:2 4 昭和大
2015
(2013)
9 3:7 5 滋賀医大、東医大、香川大、群馬大
2014
(2012)
9 0:9 4 帝京大、日大、東京女子医大、獨協医大、中国山東大
2013
(2011)
10 3:7 6 滋賀医大、東邦大、日大、帝京大
2012
(2010)
15 4:11 4 札幌医大、女子医大、近畿大、東海大、聖マリアンナ医大、愛知医大、埼玉医大、獨協医大、北里大、東邦大
2011
(2009)
14 2:12 7 福井医大、滋賀医大、福島県立医大、日大、東海大、女子医大、東医大

順天堂の方針通り、当教室でも学閥は全くありません。卒業大学の別によらず、公正でオープンな運営が行われております。国公立・私学を問わず全国から研修希望者が集まっています。

専門研修医の声

田中 元基

平成30年卒(順天堂大学)
産婦人科プログラム 東京都地域枠

専門研修に至る経緯

大学の臨床研修の際に「こんな医師になりたい!」と思わせる先生がいらっしゃったのが最初のきっかけでした。初期研修のときのローテーションの際も、バラエティに富んだ多くの症例に触れることのできる環境で学ぶことができ、入局することに決定しました。また納涼会やクリスマスパーティーなどのイベントが非常に楽しかったことも後押しになりました。

研修開始後の活躍

現在は腫瘍グループに所属していますが、悪性腫瘍に対する手術や化学療法などを中心に勉強しております。大学病院という環境でできることは少ないと思っておりましたが、積極的に手技や病棟管理を行うことができ、日々新しいことに触れることができています。当直は少し大変ですが、2人の上級医の先生や産科麻酔の先生がいらっしゃることで、非常に充実した業務を行うことができています。

田村 奈見

平成29年卒(順天堂大学)
初期研修:順天堂大学本院

専門研修に至る経緯

私は初期研修医修了まで糖尿病内科志望でしたが、瀬戸際のタイミングで産婦人科医になることを決めました。初期研修修了最後の月に婦人科をまわり医局の先生方の熱心さ、教育的な環境、癌患者と関わる重みに惹かれ、また自分の出産を通して周産期に関わりたいという気持ちが強くなり入局を決めました。

研修開始後の活躍

直前まで内科志望であった私は、産婦人科の知識が全くといっていいほどありませんでしたが、非常に教育的な先生方ばかりであり日々学ばせていただきたくさんのことを経験させていただいています。
また、私は現在2歳と0歳の双子を持つ母ですが、お迎えに間に合うように帰宅させていただいたりとても働きやすい環境においていただいています。毎日充実していて有り難く感じております。

水上 奈津子

平成30年卒(埼玉医科大学)
初期研修:順天堂練馬病院

専門研修に至る経緯

私は小学生の時に弟が産まれて、病院に行った時に産婦人科の女医さんに会ってから、将来産婦人科医になりたい!と思い目指しました。
埼玉医科大学卒業後、初期研修順天堂練馬病院で初期研修を行い、その際出会った産婦人科の先生方が皆優しくて、指導も丁寧で熱く、ここの医局だったら良い産婦人科医になれる!と思い選びました。

研修開始後の活躍

現在は産科グループを回らせていただいてます。お産は毎回経過が異なるため、お産ごとにフィードバックいただき、また5月中旬から帝王切開の執刀医もさせていただき、勉強した分色々任せてくださり感謝しております。先生方に質問しやすく、また年の近い先生方もいてくださり毎日とても心強いです。

医局風景

医局行事、講習会、説明会の写真

見学の申し込み

本学産婦人科教室の概要を示しました。当教室に関心を持たれた先生は、是非下記にご連絡ください。研修開始や見学のお問い合わせは、医局長の藤野までお願い致します。
順天堂代表TEL:03-3813-3111(内線3365-66)
メールアドレス:kfujino@juntendo.ac.jp

また説明会に関しましては適宜ホームページに掲載させていただきます。