リウマチ頚椎

高齢者に多い腰部脊柱管狭窄症には、運動療法、リハビリ、コルセット、薬剤、点滴注射等で、まずは対処し、多くの方々で症状寛快を得ています。
これらの方法でも腰痛や歩行障害の軽快が得られない方々には、椎弓切除術(場合によってはそれに脊椎固定術を追加)によって治療しています。

リウマチ頚椎その治療法

リウマチによる頚椎病変によって、上下肢の麻痺が生じると症状は急速に進行することが少なくありません。手術のタイミングが遅れれば、生命に危険が及びますので、早期に発見して、速やかに治療を行うことが必要です。

頚椎の手術が必要な方は抵抗力が弱っていることが多く、リウマチ内科専門医による全身管理が必要になることも少なくありません。当院では膠原病リウマチ内科の医師の協力の元で、治療を行なっていますので、万全の体制で手術に臨めると自負しています。

H17年1月~H20年6月に行なわれたリウマチ頚椎の総手術数は58例です。リウマチ頚椎の中でも最も重症であるといわれる環軸関節垂直性亜脱臼に対する手術が多い(28例)ことが当科の特徴です。後頭骨から頚椎・胸椎までの固定が必要となる大掛かりな手術ですが、新しい内固定材を用い、良好な結果が得られています。

環軸関節垂直性亜脱臼手術

術前:x線画像
術前:MRI画像

術   前

術後:x線画像
術後:MRI画像

術   後