診療科概要

歯科口腔外科 外来診療に関するお知らせ

当院歯科口腔外科には数少ない病院内の歯科としての特化した役割があります。当科の役割をご理解いただき、必要とされているより多くの患者様に受診いただけるようご理解とご協力をお願い申し上げます。

主たる診療内容と特色

当科には2つの特色があります。
1つは、当院に入院されている患者さんの歯科診療(虫歯や入れ歯、口腔ケアなど)を行っています。もう1つは、口腔外科手術を必要とする患者さんの治療です。かかりつけ歯科医院では対応が困難な抜歯や嚢胞、インプラント等の手術です。

当院では虫歯、歯石除去等の歯周病、クラウンやブリッジ、入れ歯等の一般歯科治療は、「かかりつけ歯科診療所」の受診をお願いしています。「かかりつけ歯科診療所」をお持ちでない患者さんには、連携歯科医療機関を紹介させていただきます。

※当院では2人かかりつけ主治医制を導入しております。
より安心・安全な医療の提供に向けて「2人かかりつけ主治医制」を導入し、患者さん1人に対し当院の歯科医師と地域のかかりつけ歯科医師が互いに連携しながら共同で継続的に治療を行います。

受診される方へのメッセージ

当科を受診される際には、かかりつけ歯科からの紹介状をご持参ください。当科での治療が終わりましたら、引き続きかかりつけ歯科へ口腔管理を依頼します。当科は虫歯や入れ歯などの一般歯科治療は基本的に行っていませんので受診の際にはご注意ください。

虫歯や歯槽膿漏(歯周病)、入れ歯の治療などは近隣の歯科医院や歯学部付属大学病院への紹介をさせていただくことがございますので、ご了承ください。
ご不明な点は、歯科口腔外科受付までお尋ねください。

歴史

当科は昭和32年に歯科として開設され、病院の厚生施設として主に入院患者と職員のための診療を開始いたしました。当時の診療室は旧南棟(診療台数3台)にありましたが1号館のオープンとともに旧2号館3階(診療台数4台)へ移転、一般外来患者の受け入れを開始いたしました。平成8年、現在先任准教授の篠原光代が着任し、平成11年には歯科口腔外科を標榜いたしました。記録によりますと年間患者数は平成2年には866名(診療台数3台)でありましたが、平成12年には6000名を超え、B棟3階に移転した平成26年には11000名を超えるまでとなりました。平成28年度のB棟II期の完成時には診療台数が6台となり、延べ外来患者数が15,000名を超えました。

診療

当科は顎口腔領域全般の疾患に対し診断治療を行っておりますが、大学病院の歯科口腔外科であることから重度の全身疾患をお持ちの患者さんに対する外来での一般歯科治療、口腔外科治療が主であり、他科との連携を密に診療を進めています。症例に応じて手術室での全身麻酔下での手術、処置も行っております。専門外来はインプラント外来、顎関節外来、睡眠時無呼吸症外来、摂食嚥下障害外来を設けております。インプラント治療においては高い成功率と良好な臨床成績を治めており、また睡眠時無呼吸症に関しては呼吸器内科、耳鼻咽喉科から睡眠中の呼吸機能を円滑にするためのスリープスプリント(睡眠中に装着する口腔内装置)の作製依頼があり、数種のタイプのもので対応しています。