鼠径ヘルニア(男児)

【鼠径部切開法】
真皮縫合により、創が目立たない。男の子の場合:精巣動静脈、精管を触らずヘルニアの袋を処理する。
女の子の場合:卵巣、卵管がヘルニアの袋の中にないことを確認し処理する。
【腹腔鏡下ヘルニア根治術(LPEC)】
非常に小さな創で鼠径部切開法と同様に目立たない。反対側にヘルニアがあった場合、同時に手術ができる。
精管、精巣動静脈、卵巣、卵管に触らない(妊孕性に有利)
山高が執刀する鼠径部切開法


鼠径ヘルニア根治術 (男児)

(精巣への血管及び精管)を出したところです。

丁寧に分けます。


ヘルニアの袋を根部で縛り、余分な袋は切除します。


丁寧に皮下組織を縫い、皮膚は
一本の糸で寄せるので傷は目立ちません。

