入局案内

今、何故小児科なのか?

全身的・全臓器的に患者さんを診られます

小児科は、対象は小児ですが総合診療科であり、全身的・全臓器的に心の問題も含め患児を診ることができます。すなわち医師として最低限必要な知識・技能をマスターできるわけです。更に専門分野に進めば、心臓、血液、神経、消化器、栄養、アレルギー、腎臓、内分泌、メンタル、発達、新生児など、それぞれの分野でエキスパートとして大いに活躍できるのです。

女性医師の仕事としても最適です

また、最近小児科の女性医師の数が増えており、女性医師が結婚し、出産後も小児科医として働いていけるような組織作りが全国的に整いつつあります。順天堂では現在女性医師の待遇について保育施設の整備など最優先事項として考えており、事実2名の女医さんが専門グループ(メンタル、発達)のチーフとして活躍しています。

QOLは保障されています

他方、小児科医は忙しすぎるし、金銭的にも恵まれていないと考える人、いませんか? それは大きな間違いです。入局人数の多い大学病院では、一昨年まで非常に多くの若い小児科医が集まっており、順天堂では、6年間で97名(半数近くが女性)が小児科に入局しました。このような大学病院では決して忙しすぎることはありません。また金銭的なことについても、少なくとも勤務医の間は他の科と給料は同じですし、順天堂出身で開業したほとんど全ての先生が、東京近郊で非常に多くの患者さんを診察しています。少子化が進む一方、子ども達の重要性が高まり、また心の問題を含め病気の多様性によって病院を受診したり入院する患者さんはむしろ増えています。さらに最近、国家的プロジェクトによって小児科診療の見直しが進められており(例えば、小児の診療システムの整備や診療報酬のアップなど)、小児科医のQOL(生活の質)も間違いなく向上しています。

将来のある子どもたちを治す喜び、やり甲斐があります

これまでに学生実習や初期臨床研修で小児病棟や小児外来を見てきたと思いますが、どうでしたか? 施設によって多少の違いはあるかもしれませんが、良い雰囲気の中で楽しくできたのではないでしょうか?かわいい子ども達や御両親との触れ合いのなかで、将来のある子ども達の病気を治してあげることの素晴らしさ、お母様、お父様から感謝の気持ちを頂いたときの喜びなど、非常にやり甲斐のある仕事だと思いませんか? なかには白血病、心臓病、極低出生体重児などの非常に重症な患者さんもいますが、そんな子ども達を治してあげてこそ医者冥利につきるのではないでしょうか。

小児科医は、全身を診ることができ、女性医師でも働きやすい環境にあり、QOLも保たれ、将来のある子ども達の病気を治すことができるわけで、だからこそ今、やり甲斐のある小児科医なのです。特に順天堂の小児科では、これらについての更なる向上を常に目指しています。