ご挨拶

当科におきましては、糖尿病、境界型耐糖能異常、甲状腺疾患、脳下垂体疾患、副腎疾患、ホルモン産生腫瘍、さらには尿酸代謝異常、脂質代謝異常等を対象にしております。ご紹介いただいた患者さんのみならず、ご紹介いただいた諸先生にご満足いただける医療を提供するよう最善の努力を払っております。



当院は、高度医療、先進医療を提供する病院として、他の医療機関と相互連携を図り、診療を行う厚生労働省に認定された「特定機能病院」です。
受診にあたっては、紹介状(診療情報提供書)が必要です。(前回の受診日から6ヶ月以上経過した方を含む)

患者さんを紹介してくださる先生方へ

当科におきましては、糖尿病、境界型耐糖能異常、甲状腺疾患、脳下垂体疾患、副腎疾患、ホルモン産生腫瘍、さらには尿酸代謝異常、脂質代謝異常等を対象にしております。ご紹介いただいた患者さんのみならず、ご紹介いただいた諸先生にご満足いただける医療を提供するよう最善の努力を払っております。
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先生方にご予約いただく場合

病診連携に深く根ざした糖尿病一週間教育入院を開始

先生方、糖尿病患者さんを診察なさっていて以下のような疑問、問題はありませんでしょうか?

  • この患者さんの糖尿病はどのくらい進んでいるのか?
  • 他の治療選択肢はどのような方法か?
  • 病診連携を通じ順天堂医院の医療を共有したい。
  • 患者個人にあった運動療法・食事療法の指導をしたいが、費やす時間や専門スタッフがいない。

1.このプログラムは、糖尿病の患者さんの上記のような疑問・問題を解決するために用意されています。指定の診療情報提供書をFaxしていただければ、早急に入院日時をご連絡させていただき、当院外来受診することなしに入院していただけます。
2.毎週金曜日に入院、翌週木曜日退院の一週間プログラムです。
患者さんは、退院後に紹介元の先生方にお戻しいたします。
結果報告書と紹介状は、患者さんに直接お渡し、または先生方宛に郵送させていただきます。当科での指導内容や診療経過を、その後の患者さんの診療にご活用いただければと存じます。特に、治療内容の変更、または新規にインスリン療法を導入した患者さんは、先生方からご指示があれば、3~6ヶ月に一度の間隔で当科外来でも拝見させていただくことも可能です。

糖尿病一週間プログラム
3.1週間の時間が取れない方のために、週末のみに入院して、患者教育を行う、「土日教育入院」をはじめましたので、適応があると思われる患者さんは御紹介頂ければ幸いです。

診療体制

病棟には、50名前後の患者さんが入院しており、その多くは、糖尿病の患者さんですが、糖尿病の血糖コントロールが主目的で入院されている患者さんはそのなかの1/3以下です。多くは、手術、合併症である心筋梗塞、脳梗塞などの治療目的で入院されています。糖尿病患者さんが、手術を受ける、あるいは、心筋梗塞になって、その治療を受ける際に、実は、その主治療である手術だけでなく、血糖コントロール状態もその後の予後に大きく関わることが明らかとなっています。我々は、順天堂医院の他の科と緊密な連携をとり、一人ひとりの患者さんに適した治療を考え、実行しています。また、下垂体、副腎疾患をはじめとする多様な内分泌疾患の診断目的で入院されている患者さんも常時いらっしゃいますし、甲状腺クリーゼ、副腎不全をはじめとする内分泌疾患緊急症の患者さんにも対応します。

外来診療

当診療科の外来での診察は、月曜から金曜の午前・午後と土曜午前に行っています。
 
最近では、患者さんの数も増え、月に約4,000名ぐらいにも及びます。当科では、予約制をとっておりますが、診察というのは、患者さんの訴えにより、診察時間が変わってきます。時には、診察時間が長くなり、予定通りにいかないこともございます。外来担当医は、出来るだけ、時間厳守を心掛けておりますが、そのため、場合によっては、待ち時間が長くなることもありますが、ご了承いただければ幸いです。