【プレスリリース】「非肥満者では内臓脂肪の蓄積よりも脂肪肝が筋肉の代謝障害と強く関連する」を発表いたしました

患者さんへ

非肥満者では内臓脂肪の蓄積よりも脂肪肝が筋肉の代謝障害と強く関連する
~ 生活習慣病予防において脂肪肝に着目した取り組みも ~

研究者のコメント

特定健診(メタボ健診)などで内臓脂肪蓄積(我が国では男性でウェストサイズが85㎝以上、女性で90㎝以上が目安になっています)に着目した介入が進められていますが、今回の研究により、内臓脂肪がそれほど多くなかったとしても、脂肪肝がある人では、骨格筋や脂肪でインスリンが効きにくい状態(インスリン抵抗性)であることが明らかとなりました。そのような方では、現在ガイドラインでも示されている通り、普段歩く量(生活活動量)を増やしたり、体力が向上するような活動(ジョギングなど)、適切な減量に取り組むことが有用と考えられます。

このように、本研究成果は糖尿病の予防や治療を考える上で有益な情報になりました。

糖尿病・内分泌内科 スポートロジーセンター
門脇 聡 田村 好史 河盛 隆造 綿田 裕孝