各科専門研修教育
内科領域:専門研修医(専攻医)研修プログラム*
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目 | 順天堂医院とその連携施設**で内科全般の研修(但し、順天堂医院以外の施設で1年以上は研修) 内科研修カリキュラムに沿った内容で研修を行っていく 症例を通じて内科医として必要な「知識」、「技術・技能」を身につける |
JMECC |
2年目*** | ||
3年目 | ||
4年目以降 | 入局した各科で研修 | 総合内科専門医試験 |
- * 初期臨床研修修了後、各内科へ入局後の身分は、シニアレジデント、専攻医、助手のいずれかとなる。
有給助手の枠は、各科の状況によるため、医局責任者との相談になる。大学院進学は、いずれの年度からでも可能であるので、詳細は各科責任者と相談下さい。但し、その場合は、総合内科専門医受験資格取得が遅れることがあります。 - **順天堂医院の主な連携施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、江東病院、東部地域病院、東京臨海病院、越谷市病院、がん研究会有明病院、国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院、国立国際医療研究センター病院、国立病院機構相模原病院、日本赤十字社医療センター、JR東京総合病院、東京都立墨東病院、榊原記念病院、順天堂大学医学部附属、順天堂越谷病院(特別連携)、新島村国民健康保険診療所(特別連携)、医療法人石井会 石井病院(特別連携)
但し、研修システム内容は各科により異なるため、詳細は***主に1年目は、総合内科専門医取得に必要な症例を経験するために、入局した科以外の内科の研修も行うことになるが、基本的に2年目以降は、主に入局した科の研修をスタートさせることが可能である。各科の研修プログラムをご覧下さい。
循環器内科における専門研修医(専攻医)プログラム*
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目** | 順天堂医院とその連携施設***で内科全般の研修(但し、順天堂医院以外の施設で1年以上は研修) | JMECC |
2年目 | 順天堂医院(循環器内科)で心臓カテーテル手技や電気生理学的手技の助手、心臓超音波、画像生理の循環器内科専門研修を行う | |
3年目 | 順天堂医院と循環器内科連携施設で専門医を目指し順天堂医院(循環器内科)で心臓カテーテル手技や電気生理学的手技の術者を行う | |
4年目 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医として研修医および医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目 | 循環器専門医 | |
6年目 | 医学博士 | |
7年目以降 | あらゆる循環器内科疾患に対応できるようになる 循環器臨床と専門分野の指導的立場となる |
- * いずれの時点においても大学院進学は可能であるが、入局2-3年目以降の大学院進学を推奨する。
- **1年目の1年間で循環器内科以外の領域で研修不十分な内科領域を経験する。内科領域の研修が十分な時点からは循環器内科専門医の平行研修も可能である。
- ***順天堂医院の主な関連施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、越谷市立病院、江東病院、東部地域病院
消化器内科における専門研修医(専攻医)プログラム*
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目** | 順天堂医院とその連携施設***で内科全般の研修(但し、順天堂医院以外の施設で1年以上は研修) | JMECC |
2年目 | 順天堂医院(消化器内科)で消化器内科専門研修を行う 上下部内視鏡検査・超音波検査の手技を習得する |
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3年目 | 消化器内科連携施設で専門医を目指した研修を行う | |
4年目 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目 | 消化器病専門医 消化器内視鏡専門医 |
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6年目 | 肝臓専門医 医学博士 |
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7年目以降 | あらゆる消化器疾患に対応できるようになる |
- * いずれの時点においても大学院進学は可能であるが、入局2-3年目以降の大学院進学を推奨する。
- **1年目の1年間で消化器内科以外の領域で研修不十分な内科領域を経験する。内科領域の研修が十分な時点からは消化器内科専門医の平行研修も可能である。
- ***順天堂医院の主な関連施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、越谷市立病院、江東病院、東部地域病院、東京臨海病院
呼吸器内科における専門研修医(専攻医)プログラム
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目* | 順天堂医院とその連携施設**で内科全般の研修(但し、順天堂医院以外の施設で1年以上は研修) | JMECC |
2年目 | 内科の研修を継続しつつ、呼吸器内科専門医にむけた研修も並行して研修可能である | |
3年目*** | 順天堂医院と呼吸器内科連携施設で専門医を目指した研修を行う | |
4年目 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目 | ||
6年目 | 呼吸器内科専門医 アレルギー専門医 気管支内視鏡専門医 がん治療認定医 |
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7年目以降 | あらゆる呼吸器疾患に対応できるようになる 肺癌を中心とした化学療法の習得や胸腔ドレーン挿入・管理、人工呼吸管理などの対応が可能である |
医学博士 がん薬物療法専門医 呼吸器内科指導医 |
- * 基本的に、1年間で呼吸器内科以外の領域で研修不十分な内科領域を経験する
- **順天堂医院の主な連携施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、越谷市立病院、江東病院、東部地域病院、JR東京総合病院、(済生会川口総合病院)
- ***順天堂医院を含めた呼吸器内科連携施設で専門医を目指した研修を行う
大学院進学は入局3年目以降を原則とし、責任者と相談の上で進学時期を決定する
腎・高血圧内科(初期研修終了)後専門研修医(専攻医)プログラム*
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目** | 順天堂医院とその連携施設***で内科全般の研修(但し、順天堂医院以外の施設で1年以上は研修) | JMECC |
2年目 | 順天堂医院(腎・高血圧内科)で半年交代で病棟、透析療法室で腎臓内科医としての基礎を学ぶ | |
3年目**** | 順天堂医院を含めた腎・高血圧内科連携施設で専門医を目指した研修を行う | |
4年目 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目 | 腎臓内科専門医 透析専門医 高血圧専門医 |
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6年目 | 医学博士 | |
7年目以降 | あらゆる腎疾患に対応できるようになる 病棟:腎生検を行い、自ら組織診断を行い治療する 透析室:バスキュラーアクセスの作製を行い末期腎不全の管理を行う |
- * いずれの時点においても大学院進学は可能であるが、入局3年目以降の大学院進学を原則とする。
- **シニアレジデントとして勤務する場合には、順天堂医院以外の連携施設で研修する。専攻医の場合は、順天堂医院での研修も可能である。基本的に、1年間で腎臓内科以外の領域で研修不十分な内科領域を経験する
- ***順天堂医院の主な関連施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院
- ****順天堂医院を含めた腎・高血圧内科連携施設で専門医を目指した研修を行う
膠原病内科における専門研修医(専攻医)プログラム*
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目 | 順天堂医院とその連携施設で内科全般の研修を行う | JMECC |
2年目 | 順天堂医院(膠原病内科)で膠原病専門研修を行う 関節超音波・血漿交換の手技を習得する |
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3年目 | 膠原病内科連携施設で専門医を目指した研修を行う | |
4年目 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目 | ||
6年目 | リウマチ専門医 医学博士 |
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7年目以降 | あらゆる膠原病疾患に対応できるようになる 臨床研究や基礎研究の責任者となる |
- ・1年目の1年間で膠原病内科以外の領域で研修不十分な内科領域を経験する
- ・2年目まではシニアレジデントとし、3年目での大学院進学を推奨する
- ・3年目に出向する主な連携施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、石井病院、中伊豆温泉病院
血液内科における専門研修医(専攻医)プログラム
研修内容と目標(コンピテンシー) | 資格 | |
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1年目** | 順天堂大学後期研修プログラムに沿って、順天堂医院とその連携施設で内科全般の研修を行う | JMECC |
2年目 | 順天堂医院で主に病棟業務に従事し、血液内科医としての基礎を学ぶ | |
3年目**** | 順天堂医院を含めた血液内科連携施設で専門医を目指した研修を行う | |
4年目 | 血液内科医として専門性を高めるために、さらに診療をしながら血液内科医として必要な基礎医学的知識・技能も習得する。 指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にもあたる |
総合内科専門医 |
5年目 | 血液専門医 | |
6年目 | 医学博士 | |
7年目以降 | 病棟以外に血液内科外来も担当し、自ら診断する能力も養う。 順天堂大学静岡病院または練馬病院で血液内科診療を行い、実践的経験を積むため出張することあり。自らの専門分野の研究をすすめていく。 |
- ・いずれの時点においても大学院進学は可能であるが、入局3年目以降の大学院進学を原則とする。後期研修中に順天堂練馬病院血液内科での研修を3ヶ月以上行う場合あり。
糖尿病・内分泌内科における専門研修医(専攻医)プログラム*
研修内容 | 資格 | |
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1年目 | 順天堂医院とその連携施設*で内科全般の研修 | JMECC |
2~3年目 | 総合内科研修に並行して、サブスペシャリティの研修を行う** 病棟業務の他に、以下の研修を行う
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4年目以降 | 自らの専門性を高めるとともに、指導医師として研修医および若手医師、医学生の教育・指導にあたる | 総合内科専門医 |
5年目以降 | 糖尿病専門医 | |
6年目以降 | 内分泌代謝専門医 医学博士*** |
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その後 | サブスペシャリティの指導医取得を目指す |
- * 順天堂医院の主な連携施設:順天堂大学医学部附属静岡病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附東京江東高齢者医療センター、順天堂大学医学部附属練馬病院、江東病院、墨東病院(救急診療科のみ)
- **順天堂医院を含めた糖尿病・内分泌内科連携施設で専門医を目指した研修を行う。大学院基礎研究コース等による臨床研修の中断期間に応じて、各専門医の受験資格取得時期は異なる可能性がある。
- ***3年目に大学院へ入学した場合の博士号取得時期の目安