低侵襲医療の取り組み

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低侵襲治療(ていしんしゅうちりょう)とは、患者さんの体に対する負担(侵襲)を減らした体に優しい治療です。最近の工学の進歩に伴い、高性能な医療機器が開発され、以前ならば体への負担が大きな手術が必要であった病気でも、現在ではより負担が少なく安全で精密な治療が可能になりました。内視鏡(消化管内視鏡、腹腔鏡、胸腔鏡、関節鏡など)や特殊な器具などを使用し治療を行います。

内視鏡下手術は従来の手術と比較して極端に小さな切開創から行う手術です。切開創が小さいので手術後の痛みが少ないのが特徴です。見た目も傷が小さいので美容的にも優れています。術後の回復がはやく入院期間も短いため早期の社会復帰が可能です。また内視鏡による拡大視効果により肉眼では見えなかった血管や組織を認識できるため、精密で出血が少ない安全な手術が可能です。

内視鏡治療は胃カメラ、大腸カメラ等を用いて行う治療です。以前は手術が必要であった早期癌などは、内視鏡治療の進歩によって手術せずに完治可能になってきました。内視鏡で局所のみを切除するので、臓器を大きく切除する手術と比較して侵襲がとても少ないのが特徴です。その他にも特殊な医療機器の使用や、治療方法による低侵襲治療が様々あります。

順天堂医院では1993年に国内に先駆けて低侵襲治療を開始し、現在各診療科に低侵襲治療のエキスパートが在籍しトップクラスの治療成績を収めています。
体への負担の大きい従来の治療を受けるだけの体力がない患者さんや合併症をお持ちの患者さんに対しても低侵襲治療を行うことで病気の治療が可能になることもあります。また他の病院では低侵襲治療が難しいと診断された患者さんでも順天堂医院では施行可能な場合もあります。

治療方法などの詳細は下記術式またはホームページを御覧ください。

診療科における低侵襲医療の具体的取り組みのご紹介

食道・胃外科

  • 腹腔鏡下胃がん手術
  • 腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)
  • 胃がん・食道がんに対する内視鏡的粘膜下層切開剥離術

大腸・肛門外科

肝・胆・膵外科

消化器・低侵襲外科

  • 腹腔鏡下胃切除
  • 胸腔鏡下食道切除
  • 腹腔鏡下食道裂孔ヘルニア
  • 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術
  • 腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復術

乳腺科

乳腺科関連 センター

心臓血管外科

呼吸器外科

小児外科・小児泌尿生殖器外科

脳神経外科

整形外科・スポーツ診療科

形成外科

泌尿器科

眼科

耳鼻咽喉・頭頸科

産科・婦人科

産科・婦人科関連 センター

消化器内科

研究に関するご紹介