部門実績・各種統計

院内がん登録とは

がん診療連携拠点病院等やその他の医療機関(以下「拠点病院等」という)では、「がん登録等の推進に関する法律」に基づき、「当該病院におけるがん患者について、がん治療の詳細な情報を指定されている院内がん登録データベースに記録し、保存」しています。この全国の拠点病院等で登録されたデータを国立がん研究センターがデータベース化し、各拠点病院も含め活用することで、以下の効果(※)が期待されています。

  1. 診断や治療をした全ての患者さんのがんに関する情報(罹患、診療、転帰)を病院全体で適確に把握し、治療の結果等を評価することおよび他施設の評価と比較することで、がん医療の質の向上を図ること。
  2. 院内がん登録情報を全国規模で収集し、がん統計を行うことで、専門的ながん医療を提供する医療機関の実態把握に活用すること。
  3. 病院や国立がん研究センターにおいて、院内がん情報などを適切に公表することにより、がん患者およびその家族等の医療機関の選択等に活用されること。
  4. 行政において、院内がん情報を活用し、がん対策に企画立案やがん治療の分析、評価を行うことで、がん対策の充実を図ること。

※国立がん研究センター がん情報サービス(ganjoho.jp)のホームページより引用
1.院内がん登録とは

当院は、2007年症例から院内がん登録を開始し、2010年4月からがん診療連携拠点病院に認定されています。

院内がん登録2016年症例数 上位10施設(440施設中)

グラフ:院内がん登録2016年症例数 上位10施設(440施設中)

2016年症例の主要5大がん 全国総数と当院の治療前ステージの比較 (癌腫のみ)

2016年に当院でがんに対する初回治療(※1)を行った患者さんの治療前の状態を、UICC(Union for International Cancer Control、以下UICCという)病期分類(※2)のステージ別に分類し、全国総数と比較しました。主要5大がんとは「胃がん」、「大腸がん」、「肝がん」、「肺がん」、「乳がん」を指します。

※1 初回治療
医師はがんと診断した後に、そのがんに対する治療計画をたてる。その計画の完了までに行われる全ての治療のことをいう。初回治療には積極的な治療を行わない経過観察も含まれる。

※2 UICC病期分類
T=原発腫瘍の広がり、N=リンパ節転移の有無と範囲、M=多臓器への転移の有無の3つのカテゴリーから、がんを0期~Ⅳ期のステージに分ける世界共通の分類。

【グラフの見方】

分類は院内がん登録の定義に基づく。

判例

胃がん

グラフ:胃がん

大腸がん

グラフ:大腸がん

肝がん

グラフ:肝がん

肺がん

グラフ:肺がん

乳がん

グラフ:乳がん

院内がん登録に関する集計結果等は、がん治療センター発行のパンフレットにも掲載しております。