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PET-CT認知症研究センター

センターの概要

当研究センターは認知症臨床研究部門と脳ブドウ糖代謝画像統計解析部門に分かれています。実際にはメンタルクリニック、放射線科、脳神経内科、脳神経外科、膠原病内科などに所属する医師と密接な連携をとりながら、アルツハイマー病、レビー小体病、前頭側頭葉変性症、正常圧水頭症等々の認知症症候群における精神医学的・神経学的・臨床心理学的な診断、これらの疾患における脳の形態学的な変化に対する診断、そして、高次脳機能障害と深く関連する大脳皮質のブドウ糖代謝の相互関係を把握すべく種々な研究が進められています。

研究内容

加齢とともに、誰にでも起こり得る【ど忘れ】や【もの忘れ】が、将来、認知症に進展するのか、あるいは、認知症の極く初期の状態なのかを早期に診断することが出来れば、病態の進行を遅らせるdisease modifying therapyの導入が的確に行えるようになると期待されます。認知症の過半数を占めるアルツハイマー病では、軽度認知障害(mild cognitive impairment:MCI)と呼称される病態から次第に認知症に進行増悪することが知られています。認知症に包含される他の疾患、例えばレビー小体病などにもMCI に相当する病態があることが判れば、認知症の早期診断に基づく早期治療の対象疾患は確実に広がるものと思われます。

当研究センターは日、米、欧、豪の4極同時国際臨床研究【J-ADNI (Japanese Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative:アルツハイマー病進行評価基準つくりのための臨床研究】の一翼を担ってきました。この国際臨床研究と平行して認知症の早期診断と早期治療に係わる研究を強力に進め、その結果、認知症の重症化を回避し、高齢化社会の医療問題の解決に微力ながらも貢献できればと考えています。

当医療センターでは、平成19年1月より「もの忘れドック」を開設いたしております。熟達した医療スタッフと最新の医療設備を整えて、脳の活動性と認知機能を段階的に評価し、皆様がより安心した楽しい老後を過ごすためのお手伝いをいたします。

※詳しくは「もの忘れドックのご案内」をご参照ください。

スタッフ紹介

佐藤 潔(さとう きよし)
センター長
順天堂大学卒
順天堂大学医学部 特任教授

専門分野
脳神経外科一般
学会・資格
日本脳神経外科学会専門医、米国脳神経外科コレスポンディングメンバー
The International Society Pediatric Neurosurgery会長
東京都特定機能病院医療連携推進協議会委員、財団法人日本脳神経財団評議員
財団法人東京都保健医公社評議員、日本脳神経外科学会運営委員
鈴木 賢(すずき まさる)
脳糖代謝画像統計解析部門長
順天堂大学卒
順天堂大学医学部放射線医学 先任准教授

専門分野
放射線医学一般
学会・資格
日本医学放射線学会専門医
井関 栄三(いせき えいぞう)
認知症臨床研究部門長
新潟大学卒
順天堂大学医学部精神医学 非常勤講師

専門分野
精神医学一般、老年精神医学、神経病理学
学会・資格
日本老年精神医学会専門医・指導医、日本精神神経学会専門医、
日本神経病理学会アドバイザー、精神保健指定医、病理解剖認定医、
日本老年精神医学会監事、日本神経病理学会評議員、日本認知症学会評議員、
日本生物学的精神医学会評議員、日本神経精神医学会評議員
笠貫 浩史(かさぬき こうじ)
順天堂大学卒
順天堂大学医学部精神医学 准教授

専門分野
精神科一般、認知症疾患、老年期精神障害
学会・資格
日本認知症学会専門医・指導医、日本老年精神医学会専門医・指導医