NEWS
2018.07.27 (金)
TOPICS

消化器外科・内視鏡手術センター(福永先生)について

当医療センター外科・消化器外科における腹腔鏡手術への取り組み

当医療センター外科・消化器外科は決して高齢者だけではなく、さまざまな患者さんを診療しています(小児外科、乳腺外科はありません)。
診療している主な疾患は消化器癌を中心とした胃癌、大腸癌、胆石症、肝胆膵疾患、ヘルニア疾患、腸閉塞、急性虫垂炎、痔などです。

外科治療の中心となる手術に関しては開腹手術と腹腔鏡手術がありますが、昨年から腹腔鏡手術を適応しています。

おなかを大きく切開せず、小さな穴(0.3-1.2cm径)を開けて、これを通し、おなかの中に内視鏡や手術器具を入れて、内部を映し出すモニターを見ながら行う手術です。キズが小さいため術後の痛みが少なく、美容的、食事も早く摂取や歩行ができるようになり、早く退院、社会復帰ができる、キズの化膿、腸閉塞などの合併症が少ないなどの利点があります。患者さんにやさしい手術と言われる所以です。

2018年5月から福永正氣特任教授が新しく赴任し、また順天堂医院の下部消化管外科から日本消化器内視鏡学会専門医の資格を有する河野眞吾先生が加わり、内視鏡手術の体制整備を目指しております。

福永特任教授は順天堂大学浦安病院で1993年から25年間に特に進行大腸癌、胃癌に対する腹腔鏡手術を日本でもいち早く導入し、内視鏡外科学会技術認定医の資格を有する外科医の一人です。近年では年間大腸癌約190例、胃癌約80例、胆石症約110例、急性虫垂炎約120例など多数の腹腔鏡手術を主導してきました。また国内外で多数の病院で手術指導を行うなど、腹腔鏡手術の安全な普及にも努めてきました。

当医療センターは順天堂大学医学部の6附属病院の一つで、23の診療科を持つ総合病院です。内科系は消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、糖尿病内科などの診療科を有し、専門性の高い診療を行っています。このため癌に対してのみ治療するのではなく、高齢者や心臓疾患や糖尿病などの他の合併症を持った患者さんに対しても各内科と連携してきめ細かく治療することが可能です。さらに症例によっては順天堂医院、順天堂浦安病院と連携して総力をあげて対応します。

胃癌、大腸癌、胆石症、肝胆膵疾患、ヘルニア疾患、腸閉塞、急性虫垂炎、痔など手術で診察を希望する患者さん、ご家族は当医療センター、消化器外科・内視鏡手術センターに是非、受診してご相談ください。現在、かかりつけ医や他院に受診されている患者さんは予め紹介状(診療情報提供書)を書いていただき、持参して受診していただくことで、より正確かつ迅速な診療ができ、また検査の重複も避けられます。