臨床指標とは
クリニカルインディケーター(臨床指標)とは、病院の機能や診療の状況などについて、様々な指標を用いて具体的な数値として示したものです。指標を分析し、改善を促すことで、医療の質の向上を図るとともに、患者さんにとって分かりやすい医療情報を提供することを目的としています。
平成28年度の診療報酬改定では、DPC制度((診断群分類による1日当たりの低額報酬制度)に基づいたDPCデータを公表することが求められています。
※DPC制度とは、入院患者さんの病気と治療内容をもとに国が定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。
全体の集計方法と定義
- 平成30年度に退院された患者さんが対象です。
- 医療保険を使用された患者さんのみを対象とし、自動車賠償責任保険や自費診療等は含めません。
- 同一疾患で7日以内の再入院で支払いが一連になった症例は、初回の入院日から最終的な退院日まで一症例として数えています。
- 年齢は、入院日時点の年齢を基準としています。
- この指標は、病院指標の作成と公開(厚生労働省保険局医療課事務連絡:令和元年8月15日参考資料)に準じて作成しています。
臨床指標