順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科学研究科
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講師 室伏 由佳

スポーツ医学

〔研究領域〕
スポーツ医学,アンチ・ドーピング
〔研究領域のキーワード〕
アンチ・ドーピング, トーピング, アスリート
〔目的・方法・内容等〕
スポーツ活動は、身体の機能性向上や健康増進に留まらず、スポーツが持つ固有の楽しさに触れられる魅力があります。そのプロセスを通して高められる「スポーツの精神」がスポーツには内在し、スポーツ固有の価値としてスポーツ基本法やオリンピックの精神に示されます。互いを尊敬し、正々堂々と競い合う真摯な姿に魅力を感じるものです。しかし、ドーピングは「禁止物質や禁止方法により競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとするもの」で、スポーツの価値を破壊する行為です。フェアなスポーツ環境を護るために、スポーツの価値を基盤としたアンチ・ドーピング教育が国際的に推進されています。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの決定要因として、過去の五輪アスリートにドーピング違反者がいないクリーンな点も評価されました。しかし、日本のアスリートの違反は極めて少ないものの、毎年報告されています。2019年に初めてオリンピアンの規則違反が確定しました。ライバル選手の飲料に禁止物質を入れる「パラ・ドーピング」事件も発生しました。大学生トップ・アスリートでは、禁止物質が含まれるサプリメントの服用による違反事例も生じており、大学生アスリートのアンチ・ドーピング知識が全体的に低いことも明らかになっています。
 本ゼミナールでは、スポーツとアンチ・ドーピングやその教育について、スポーツ医学や心理学等の手法を用いてアプローチしていきます。自身の健康を守りながら、誰もが安心できるスポーツ環境について、ゼミナールの学生と一緒に考えていきます。3年次では、ドーピングの歴史術論文等を用いて知識を向上させ、プレゼンテーションやディスカッションを通し、新たな視点や疑問点を見出す力養います。4年次では研究テーマを定めて卒業論文としてまとめていきます。