中・高保健体育科教員養成課程 | |
1 年 次 | 教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通して、教育についての基礎的理解を深めるとともに、4年間の教職課程について見通しを持つ。 ・教育の諸概念並びに教育の本質及び目標、教職の意義や職務内容等、各発達段階における心理的特性を踏まえた指導の基礎となる考え方を理解している。 ・様々な障害等により特別の支援を必要とする生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、個別の教育的ニーズに対応していくために必要な知識や支援方法を理解している。 ・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。 ・保健体育科教員として、体育の意義・原理等について理解を深め、生徒の実態に応じた教材の作成や指導方法について理解している。 |
2 年 次 | 教科の指導法に関する科目等の学修を通して、教科(保健体育)の授業を展開するための実践的指導力を養う。 ・学習指導要領を基準として編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解している。 ・教科(保健体育)における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行い、学習指導案を作成することができる。 ・教科(保健体育)の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 ・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。 |
3 年 次 | 教育実習に必要な知識・技能を学習指導案の作成・模擬授業の実践を通して養い、教育実習事前・事後指導及び教育実習により実践的指導力を高める。 ・模擬授業の実施とそのふり返りを通して、教科(保健体育)における発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置づけを考察することができる。 ・教科(保健体育)や教職に関する専門的な知識・理論・技術等を各教科や教科外活動の指導場面で実践するための基礎を修得するとともに、現代の学校教育に関する社会的、制度的又は経営的事項について理解している。 ・生徒の発育・発達状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識を身に付けている。 ・教育実習を通して生徒や学習環境等に対して適切な観察を行うとともに、教科指導、生徒指導などの指導体験を通して、生徒の実態や学校経営及び教育活動の特色を理解している。 |
4 年 次 | 教育実習を通しての反省事項を再確認し、3年次までの学修をもとに実践的指導力を高めるとともに、教職実践演習の学修、履修カルテの作成を通して、4年間をふり返り、教員としての自己分析をし、目指す教員像について自己理解を深める。 ・学校教育現場での実際を体験的・総合的に理解し、自己の課題を自覚し、実践的指導力の向上、教育実践研究への意欲と態度を身に付けている。 ・4年間の講義や教育実習をふり返り、教師の資質・能力について省察し、今後身に付けていくべき力量と目指す教師像について考えることができる。 ・教職実践演習の学修を通して講義、演習、実習で得た知識・技術を総合し、教員としての実践的指導力を発揮することができる。 ・本学の教員養成に関する理念や、目指す教員像に合致した教員としての使命感や責任感、教育的愛情等を再確認し、教員としての義務や責任について理解している。 |
特別支援学校教員養成課程 | |
1 年 次 | 教育の基礎的理解に関する科目等の学修を通じて、障害のある幼児、児童及び生徒へ教育の実際を学び、特別支援教育の重要性について気付く。 ・特別支援教育に携わる教師としての使命と役割を考え、資質・能力について理解している。 ・特別支援教育に関する現代的課題をとらえ、今後の学校教育や子どもたちを取りまく諸課題についての問題意識を持つことができる。 ・特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒の障害の特性、学習上又は生活上の困難について基礎的な知識を持つことができる。 ・基礎免許となる保健体育と関連させ、特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒の健康、体力、スポーツ等の状況について問題意識を持つことができる。 |
2 年 次 | 知的障害、肢体不自由、病弱(身体虚弱)、視覚障害、聴覚障害、発達障害等の障害特性に関する知識・理解が備わっている。また、障害者の各ライフステージにおける支援ニーズに関する知識・理解が備わっている。 ・障害のある幼児、児童及び生徒に対する教育的ニーズと心理的特性を踏まえた支援方法について理解している。 ・特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒への教育的・心理的な諸検査の実施方法の理解と、検査結果に基づく教育的な評価ができる。 ・就学前教育や療育の実際と支援ニーズ及び就学支援について理解している。 ・特別支援学校における進路支援の在り方、障害者雇用を支える仕組み等について理解している。 ・体育実技における専門的な実技指導に関する学習を通じて、発育・発達段階に応じた教材の作成や指導方法について理解している。 |
3 年 次 | 特別支援教育において行われる実際の指導法に関する知識・理解が備わっている。また、特別支援教育の対象となる幼児、児童及び生徒を教育するにあたり求められる基礎的な医学的知識・理解が備わっている。 ・知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育についての学習指導要領や教育課程について理解している。 ・知的障害教育、肢体不自由教育、病弱教育についての指導法や教材・教具の作成方法及び活用方法について理解している。 ・障害者の病気の理解や配慮事項について学び、医学・生物学的な理解を深め、医療的ケアについての基本的知識と対応を身に付けている。 ・個別の指導計画について理解を深め、学習指導案の作成や模擬授業の実施などを通して、特別支援学校における実践的指導力を身に付けている。 |
4 年 次 | 発達障害等の通常の学級に在籍する支援の必要な児童生徒の実態と具体的な支援方法について理解する。また、特別支援学校における教育実習を通して、障害のある幼児、児童及び生徒に対する授業づくりや、指導の実際を経験しながら教材教具の工夫、ティームティーチング等の実践的指導力を修得する。 ・インクルーシブ教育の視点を踏まえた通常学級での教育的支援や授業づくりについて考えることができる。 ・重度・重複の障害のある児童生徒の実態や教育について理解し、特別支援教育の対象となる児童生徒の範囲について認識することができる。 ・4年間の講義や教育実習を振り返り、教師の資質・能力について省察し、今後身に付けていくべき力量と目指す教師像について考えることができる。 ・特別支援教育に対する使命感、責任感、学級経営、教科の指導等について自らの資質・能力、課題を確認し、必要に応じて補充・深化することができる。 |
卒業生数 | 中学校教諭 一種 (保健体育) | 高等学校教諭 一種 (保健体育) | 特別支援学校 教諭一種 | 養護教諭 一種 | |
2019年3月 卒業者 | 328 | 194 | 194 | 76 | 7 |
2020年3月 卒業者 | 319 | 194 | 194 | 75 | 7 |
2021年3月 卒業者 | 404 | 239 | 239 | 74 | 7 |
2022年3月 卒業者 | 401 | 239 | 239 | 63 | 13 |
中学校 | 高等学校 | 特別支援学校 | 小学校 | |
2019年3月 卒業者 | 18 | 15 | 17 | 26 |
2020年3月 卒業者 | 18 | 11 | 18 | 13 |
2021年3月 卒業者 | 28 | 11 | 27 | 15 |
2022年3月 卒業者 | 17 | 23 | 20 | 22 |