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2020.7.22 Campus News その他

【異文化コミュニケーション領域】卒業論文中間報告会・報告

2020年7月4日

卒業論文完成に向けて気持ち新たに
 2020年7月4日(土)に、言語・文化・コミュニケーションに関わるゼミナール(今井・岡部・齊藤)で4年生の卒業論文中間報告会が開催されました。Covid-19の影響を受け、発表会は事前に報告レジュメを作成、配布し、オンライン・ミーティング形式で行われました。オンラインでのプレゼンテーションという新しい形式にもかかわらず、学生による司会、タイムキーパーのもとで、各発表者は簡潔に自身の研究報告を行いました。研究としては要修正事項が多く見られたものの、手際良く、堂々とプレゼンテーションをする様子は国際教養学部生としての成長も感じられました。
 

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図1 発表学生は報告用のレジュメも作成して臨みました

厳しいコメントも原動力に変えて
 報告会では、4年生は簡潔に自分の研究経過を報告し、自分の所属するゼミナール「以外」の教員から研究内容について質問やアドヴァイスを受けます。指導教員とは専門を異にする教員からのコメントは、「そういうアプローチがあるとは知らなかった。面白い」といったポジティヴなコメントもあれば、「どうしてその素材を選ばないといけないのか」「その目的にその研究方法は合わないのではないか」といった時に厳しいものも、思わぬところを突いてくるものもあり、発表者にとってスリリングな機会となったようです。国際教養学の卒業論文にふさわしい水準を目指して、引き続きぜひがんばって欲しいですね。

<報告した4年生から>
  • 合同卒論中間発表会に参加して、言語や文化・コミュニケーション関する共通項がありながらも、個々の発表にゼミそれぞれの特徴が表れていて大変面白かったです。学生の批評などを聞いて、参考にできるところや、直すところの新たな発見をすることができ、有意義な時間を過ごすことができました。ここで得たことを、今後の執筆作業で生かしていきたいと思います。
     
  • 言語や文化に関する卒業論文研究をしているゼミの皆さまの発表を聞き、それぞれテーマに個性があり、とても興味深く感じました。また、各ゼミの先生方からのフィードバックを頂き、自分の研究に足りないことや改善点を明らかにすることができました。とても良い機会でした。ありがとうございました。
     
  • 3年生の4月に始まったゼミナール活動から少しずつ卒業論文を準備し始め、最初のぼんやりとした研究の方向性をようやく定着させることができました。完成するまでにはまだ程遠いところにいますが、期限までに自分が満足できる高水準の卒業論文を提出したいです。
     
  • 中間報告会では、他のゼミナールの教員から評価をしていただきました。研究目的に適した研究方法を選択することの重要性を学び、自分が選択した研究方法は適しているのかを考える機会となりました。「円滑なコミュニケーション」などの言葉は普段意識せずに使っていますが、論文で使用する際には定義をして使用しなくてはならないことも学びました。今後論文を執筆していく上でとても重要なことを中間報告会では教えていただきました。
     
  • 別のゼミの先生からのコメントがとても有意義だと感じました。自分のゼミ内での質疑応答だと自分の研究対象について周りがある程度知っている為新しい見方で自分の研究内容について見ることができたと思います。
     
  • 他のゼミの先生からのアドバイスをもらえる点、これから卒論を作るであろう3年生に興味やヒントを与えられる点が、有意義だと思いました。
     
  • 報告会で自分にとって有意義だったと思ったのは、色んな人の発表を聞けたのはもちろんですが、岡部先生と今井先生からの意見を聞けたのがとても参考になりました。あとは全員の顔が見えないとは言え、大人数の中で発表するという機会だったので、良い経験になったと思います。
     
  • ゼミ以外の先生からコメントをいただいたことで、新たな着眼点で自分の研究を見直すことができたと思います。これを機に、方法論を見直し、先行研究をさらに読み込んでいこうと思います。他の学生の研究もどれも興味深いもので、大変有意義な時間を過ごすことができました。貴重な時間をいただき、ありがとうございました。
     
  • 今井先生とはまた違った視点から、齊藤先生と岡部先生から指摘していただき、卒論を深める良い機会となりました。今後の執筆・研究の参考にさせていただきます。他の学生の研究からも学べることがあり、自分の研究に活かせる点がいくつかありました。また、昨年はこういう機会がなかったので、3年生にとっても卒論とはどういうものなのか、どう構成するのかというイメージを作る機会になっていると個人的には思います。
     
  • 長時間の報告会でしたが、全学生にとって実りのある時間だったと思います。ありがとうございました。
     

「次は自分たち」3年生にも刺激
また、今回の報告会には3年生も参加し、1年後の自分を想像し、今後のゼミナール活動への取り組みに対して気持ちを新たにする機会にもなったようです。
 

<参加した3年生から>
  • 今回中間報告会に参加して、『異文化コミュニケーション』『翻訳』と言っても、様々な研究のアプローチの仕方があることが知れました。また、先生方から先輩方に沢山の厳しいフィードバックなどもありました。来年私があちら側にいると思うと不安ですが、同時にモチベーションにも繋がったと思います。
     
  • 4年生のゼミ中間発表会に参加させていただきありがとうございました。思ったよりも各先生のフィードバックが厳しく驚きました。今まで自分が提示した成果物に対しあそこまで指摘される経験はないので来年の同日自分があの立場にある状況が全く見えませんが、そこでの指摘に耐えうる強いメンタルと証拠を見せつけられるように今から情報を集めていこうと決心しました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
     
  • 大変有意義な時間をありがとうございました。 来年私も先輩方のように卒論をかくということにとても危機感を感じています。 私が卒論を書く際には
    ・なぜそのテーマなのか
    ・それを書くことによってどんな社会的意義があるのか
    といったところを意識してまずはテーマ設定をしていきたいと思います。
     
  • 今回の中間発表会は自分の卒論のテーマについて、真剣に検討を始める機会になりました。加えて、レジュメひとつとっても論理的に矛盾なく一貫した文章を書くのは容易ではないと改めて気づかされました。ありがとうございました!
     
  • 研究者自身は完璧に理解していても、第三者に伝えるためには言葉一つ一つの使い方や、内容の明示化を徹底して行わないと十分に伝えきれず、研究の成果が半減してしまうと感じました。
     
  • 研究目的において、社会的なつながりは何か、研究背景との関連性、適用した研究方法・理論とその理由を明記し、「なぜそうなるか」を読み手が理解できるように、筋の通った卒論を書くことが重要であると学びました。
     
  • 来年の今頃卒論をどの程度進めなければならないのかが分かりました。また、多くの人に自分の卒論の研究について聞いてもらうことで、客観的な視点や様々な意見と出会い、質が向上していくと気がつきました。
     
  • 今回先輩方の発表を聞いてなぜその研究を始めたのか、なぜ沢山ある例の中からそれを選んだのかなどを、論文を読んでいる方々へどう伝えるかが非常に重要だということを痛感しました。
     
  • 卒論はひとりで完成させるものというイメージがありましたが、たくさんの人に聞いてもらったり、アドバイスをもらうことでテーマや研究方法を変えるなど試行錯誤しながらよりよいものを作っていくものだということを学ぶことができました。
     
  • 中間発表会では様々な研究を拝見することができました。卒論がどのようなものかいまいちわからない私にとって大変貴重な会でした。また、どのように研究を進めていくかや研究する上で気をつけることなど、多くのことを先生方のコメントを通してイメージすることが出来たので良かったです。

ゼミナール教員より
卒業論文の執筆は、問題発見・設定と問題解決、そのプロセスの言語化から主に構成されます。与えられた課題ではなく、(1)自らが問いを発見し設定するところから始まります。(2)そうして設定した問いに対して、適切な方法で解答を与え、(3)最後に、一連のプロセスを言語化し、読み手に理解しやすい形で論理的に文章を組み立て、表現します。これらのプロセスでは、独りよがりな考えに陥らないように、様々な情報源から資料を調べる(先行研究の検討)ことも必要です。学生は、卒業論文の執筆プロセスを通じて、新たな知を生み出し、翻って別の問いを生み出すことを学んでいきます。「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のように唯一の解を得ることが難しい問題に直面する現代社会において、グローバル市民を目指す本学部学生には、自由な発想で問題を発見・定義し、創造的な解決策を提案できる力を伸ばしていってもらいたいと考えています。

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