2021.3.12
Campus News
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English for Global Citizenship学期末イベントをオンラインで開催しました!
国際教養学部2年次の必修英語科目 English for Global Citizenship (EGC)では、少人数クラス編成で週4回、教員2名と共に地球規模の課題について英語を使って学びます。同科目では、1期生が2年生となった2016年度から、学部前半2年間の英語学習の集大成を発表する場として、後期末にOpen Houseとして授業を学部全体に公開し、ポスター発表会を行なっています。
コロナ禍が続いた2020年度は、Sustainability & New Normal(持続可能性と新しい日常)をテーマとして学習を進め、1年間を通して、文献リサーチやエッセイ、プレゼンテーションに取り組みました。また、各自の関心を国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関わらせ、グローバル市民としてのアクションプランを240通りのポスターとしてまとめました。
5回目となる今回は、社会状況を鑑み、オンラインでの3段階開催となりました。まず、EGC Writing Contest 2020として、各自の文献リサーチをまとめたエッセイをウェブ上に公開し、互いの作品を観賞しコメントし合い、各クラスの優秀作品を投票するコンテストを行いました。次に、EGC Poster Showcase 2020として、各自のポスターやクラスでまとめた音声・動画ファイルをウェブ上に展示しました。最後に、1月18日(月)の1・2限に、EGC Open House 2020として、全19クラスをSustainable・Development・Goals の3つのオンライン・カンファレンス会場に分け、学生司会者を中心に、口頭での発表と質疑応答をライブで行いました。
Open House当日(1/18)は、1限目から、複数の教職員の皆様や、多くの1年生に英語のクラス単位で聴衆として参加いただきました。本学部では設立当初から協働学習を推進していますが、今回のイベントは、本科目2年生にとって、クラスを超えた学び合いや交流となっただけでなく、オンラインにも関わらず多くのオーディエンスを迎え、今後の学習の励みとなったと実感しています。
社会状況のめまぐるしい変化の中、オンライン・ハイフレックスの授業など、様々なチャレンジがあった2020年度でしたが、年末に行ったTOEFL ITPテストでは、ほとんどの2年生が、各自のクラスの平均点を20〜40点上げました。この勢いで、英語学習を継続し、3年次以降の領域学習にも励んで欲しいと思います。2年次英語科目EGCは、今後も他科目との連携をますます深めていく予定です。
