ゼミ内容世界保健機関(WHO)は、不健康な食事や運動不足、喫煙などの原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめて「非感染性疾患(NCD)」と位置付けています。心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患などが含まれます。NCDによる死亡で割合が高いのは、「心血管疾患」(48%)で、次いで「がん」(21%)、「慢性呼吸病」(12%)と続き、心血管疾患による年間死亡数は1,700万人(2008年)から2,500万人(2030年)に増加すると予測されています。
“ Global NCD ゼミ ”では、心血管疾患の原因である動脈硬化の疫学とメカニズムに焦点を当て、医学部とも協力の上、その予防法の確立と啓蒙についての研究を行います。
- 抄読会「今日から使える医療統計」(新谷歩著 医学書院)を抄読する。
- 調査研究 非感染性疾患対策の現状につき疑問を持ったテーマについての調査研究を行う。
- 学会活動出来る限り発表の機会を持つ。
活動紹介Global NCDゼミナールでは例年、順天堂醫院や、
メディカルテクノロジーシュミレーションセンターで実際に医療の現場を肌で感じます。
シュミレーションセンター見学の様子(360度動画)
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