東大別課生 荒木寅三郎の答案

荒木寅三郎の東大別課1年のときの試験答案。
別科とは、1875(明治8)年に東京医学校で始まった短期の教育課程。通常は予科2年+本科5年のところ、3年で卒業し医師となる。1888(明治21)年廃止される。卒業生に荒木寅三郎など著名人がいる。
荒木寅三郎(1866-1942)生化学者。東大医学部別課卒業後ドイツへ留学。京都大学教授、総長、学習院院長、枢密院顧問官を歴任。