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障がいや年齢を超えて 結び付き認め合う

スポーツ健康科学部2023年入学 スポーツ教育コース
藤澤みのり さん

特別支援学校教員をめざし、障がい者スポーツ同好会でも活動

スポーツには、心のバリアを取り除く力がある。私が初めてそう感じたのは、中学時代に特別支援学校との交流会に参加した時でした。その交流会で、障がいがある生徒の皆さんと一緒にボッチャを体験しました。実際にプレーしてみると、、私よりも生徒の皆さんの方がずっと上手で強く、その姿に強く心を動かされました。そして同時に、「障がいがない私の方が上手にできるだろう」という偏見が自分の中にあったことにも気付かされました。無意識のうちに持っていた心の壁に気付き、その壁が取り払われたのは、同じスポーツを一緒にプレーしたからこそだったと思います。

 

私は今、障がい者スポーツを通した支援ができる特別支援学校の教員をめざして学びながら、パラスポーツ同好会(障がい者スポーツ同好会)でも活動しています。順天堂大学は特別支援教育に関する授業が充実していて、パラスポーツへの理解も深く、私が学ぶのはここしかないと思って進学を決めました。

パラスポーツ同好会では、ボランティアとしてパラスポーツの大会運営や体験イベントにも携わっています。障がいがある方にパラスポーツを楽しんでもらうのはもちろん、一般向けの体験会で子どもたちが笑顔で楽しんでくれることにも、大きなやりがいを感じています。その姿を見た保護者の方に「どんなスポーツなんですか?」「またやってください」と興味を持っていただくことも多く、パラスポーツの魅力が少しずつ広がっていることを実感しています。

 

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車いすバスケットボールの様子

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アンプティサッカー(松葉杖を使ったサッカー)の様子

  

大学では、特別支援教育や障がい者スポーツの指導に関する専門的な知識を身に付け、教員免許取得後は、JICA海外協力隊に参加して、発展途上国でスポーツの普及活動に取り組みたいと思っています。

パラスポーツには、場所や人数に応じてルールを柔軟に変えられるという良さがあります。スポーツの環境が整っていない地域でも、そうしたパラスポーツの柔軟さが役立つのではないかと考えています。

すべての人がスポーツでつながり、尊敬し合える場をつくりたい

スポーツを通して得られるものは、筋力や体力だけではありません。心と体の開放感、楽しさ、人とのつながり、成功体験などさまざまな価値があります。そして、スポーツは障がいの有無、年齢、性別、国籍、競技レベルなど、さまざまな違いを超えて、誰もが互いを尊敬し、認め合うきっかけになるものだと思います。

大学での学びを土台に、世界中の人々がスポーツでつながり、スポーツの多面的な魅力を体感できる場を創っていきたいです。そして、障がいのある人を含むすべての人が生涯スポーツを楽しめる環境づくりに貢献していきたいと思っています。

 

藤沢さん1

【Web限定Q&A】さらに聞いてみました!
Q パラスポーツに興味を持ったきっかけは?

A 中学時代に部活でけがをして、家の近くの社会福祉交流施設のジムでリハビリをしていました。その施設に通う障害者の方と仲良くなって話をする中で、障害がある人にとってスポーツが身近ではない状況を変えたいと思ったのがきっかけでした。

Q スポーツ健康科学部に入って良かったと思うことは?

A 寮生活ができたことですね。もう毎日が修学旅行みたいで本当に楽しかったんです。部屋員は、最低限の礼儀は守りつつ、何をしても受け止めてくれると思える家族みたいな存在。寮を出た後も、みんなの誕生日には集まってお祝いしているんですよ。