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解剖学・生体構造科学講座

解剖学・生体構造科学講座の医学教育について

 当講座は、坂井建雄教授をはじめとする5名の教員と2名の職員で運営されています。
 医学の学習は、人体の構造を学ぶ解剖学が基礎となって広がっていきます。人体解剖は、人体の構造を3次元的に学ぶだけでなく、人体の構造がもつ意味を統合的に学びます。人体のさまざまな機能を支える構造として、個体発生と系統発生により形作られた構造として、そしてこの世に一つとして同じもののない個性的な構造として、人体の構造の持つありとあらゆる意味を、人体の解剖を通して学んでいきます。
 当講座は、解剖学の授業を担当し、人体解剖実習の運営と指導を行うとともに、人体解剖に関わる献体の運動、さまざまな式典、遺体引取、保存処置などの業務を行っています。

講義

 医学部2年生(M2)からZone制と呼ばれる臓器別の講義が行われ、解剖学の講義と実習はZoneから独立して行われます。

解剖学の講義と実習

 人体解剖の授業は、2年生(M2)の4月から7月まで行われます。人体解剖実習が43回(午後2コマで1回)で、解剖学教室の全員が担当し、4パートに分けて行います。講義は24回を、実習に並行して行います。
1)頸部・上肢:実習11回、講義7回
解剖実習序論坂井建雄
頸部の解剖学市村浩一郎
末梢神経系総論栗原秀剛
上肢の解剖学1加藤公太
上肢の解剖学2坂井建雄
解剖学の用語澤井直
運動器総論坂井建雄
2)胸部・腹部: 実習12回、講義8回
胸腹壁・背部の解剖学加藤公太
胸部内臓の解剖学1市村浩一郎
胸部内臓の解剖学2市村浩一郎
自律神経の解剖学栗原秀剛
解剖学と医学の歴史坂井建雄
腹部内臓の解剖学加藤公太
腹部消化器の解剖と発生坂井建雄
泌尿生殖器の解剖と発生坂井建雄
3) 下肢・骨盤: 実習11回、講義4回
下肢の解剖学1工藤宏幸
下肢の解剖学2工藤宏幸
骨盤壁の解剖学工藤宏幸
骨盤内臓の解剖学工藤宏幸
4)頭部:実習9回、講義5回
頭頸部の解剖学1栗原秀剛
頭頸部の解剖学2栗原秀剛
頭頸部の解剖学3栗原秀剛
鰓弓器官坂井建雄
耳鼻科領域の臨床解剖学芳川洋/耳鼻咽喉科
 解剖学の試験については、第1・2パートを解剖学Unit 1Aとし、第3・4パートを解剖学Unit 1Bとして、分けて実施します。解剖学Unit 1Aについては、中間試験を行います。解剖学に関連する行事として、白梅会総会と系統解剖遺骨返還式があります。

骨学の講義と実習

 1年生(M1)の2月の骨学の講義と実習も当講座が担当します。実習は教員全員が担当します。
テーマは以下のとおりです。
・全身の骨格、体幹
・上肢
・下肢と骨盤
・頭部

Zone B、Cの講義

2年生(M2)のZone B、Cにおいて、当講座は人体のあらゆる器官の構造に関わる分野の講義を行っています。
Zone B
発生−1:初期発生1工藤宏幸
発生−2:初期発生2工藤宏幸
発生−3:初期発生3栗原秀剛
発生−6:運動器発生市村浩一郎
発生−7:循環器発生工藤宏幸
発生−8:消化呼吸器発生工藤宏幸
発生−9:泌尿生殖器発生市村浩一郎
Zone C
循環:循環器と心臓坂井建雄
循環:臓器循環坂井建雄
泌尿:腎構造機能坂井建雄
泌尿:高血圧と腎坂井建雄
その他の教育
・基礎ゼミナール
  3年生(M3)の6月〜7月に、肉眼解剖学、組織細胞形態学、解剖学史に関する研究・発表指導を行っています。ゼミ終了後も研究活動を継続することが可能です。

・基礎研究医養成プログラム
  プログラムに登録している学生の研究・発表指導を行っています。各学年から登録学生が訪れており、組織細胞形態学もしくは肉眼解剖学に関する研究に取り組んでいます。このうち1名には基礎研究医養成プログラム奨学金が貸与されています。