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消化器外科学講座(肝・胆・膵外科)

肝胆膵外科教室の紹介

 順天堂大学肝胆膵外科講座は肝臓、胆道、膵臓疾患に対する外科手術、ならびに生体肝移植といったより専門性の高い診療を行っております。平成14年10月に信州大学より川崎誠治教授が赴任し、日本外科学会指導医の5名を含む合計16名のスタッフ(2009年1月現在)で『患者さんへの十分な説明と深い理解のもと、安全な手術、診療を行い、患者さんに最大の利益をもたらす』という教室の理念を持って、日々の診療に従事しております。

肝胆膵外科の手術成績

 手術成績(2002年10月〜2008年12月)

肝切除術590例(平均95例/年)
対象疾患(肝細胞癌202例、胆管細胞癌25例、転移性肝癌207例、肝門部胆管癌27例、胆嚢癌35例、その他94例)
手術死亡例2例(死亡率0.3%)、輸血例20例(輸血率3.4%)

膵頭十二指腸切除術157例(平均25例/年、膵全摘2例を含む)
対象疾患(膵癌95例、胆管癌23例、乳頭部癌22例、十二指腸癌7例、その他10例)
手術死亡0例(死亡率0%)、輸血例3例(輸血率1.9%)

生体肝移植40例(成人30例、小児10例)
対象疾患(肝硬変25例(うち肝細胞癌合併15例)、胆道閉鎖症11例、その他4例)
手術死亡1例(死亡率2.5%)、ドナー輸血例0例(輸血率0%)、レシピエント輸血例14例(輸血率35%)、1年生存率(全症例98%、成人例100%)、5年生存率(全症例93%、成人例94%)

肝胆膵外科の医学部学生教育

 3年生(M3)後半より外科総論・消化器・外科一般として肝胆膵外科の講義が行われます。5年生(M5)に臨床実習が行われ、肝胆膵外科では1週間指導医と一対一で担当患者さんの病態や検査所見を検討し、手術見学で実際の手術治療を学びます。

 学習目標
  3年生(M3)
  1. 外科学一般にわたる広範な領域の疾患について基礎的事項、診断ならびに治療に関する知識を習得する。
  2. 肝、胆、膵ならびに脾、門脈といった腹部臓器について外科的疾患の病態生理を理解し、正しい診断と治療法を学習する。術前・術後の管理さらには合併症を有する症例の術前、術後管理などについて正しい知識を学ぶ
  5年生(M5)
  1. 一般的な外科疾患の問診、視診、触診
  2. 消化器外科に必要な解剖学的基礎知識
  3. 消化管ならびに肝、胆道、膵疾患の画像診断と検査成績の評価、手術適応についての理解
  4. 手洗い、消毒、止血、縫合、開腹、腹腔内臓器の扱い方などの基本的手術手技
  5. 輸血、輸液、水分電解質代謝、酸塩基平衡、術後合併症など全身管理に必要な外科的基礎知識

消化器外科での卒後教育

 平成21年度より、消化器外科学講座(食道・胃外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科)は外科専門医を修得するための十分な研修を積んだ後に専門科にすすむように消化器外科として入局者を募集します。

卒後3年目(入局1年目)
食道・胃外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科をそれぞれ4ヶ月ずつローテーションし、消化器外科を研修します。

卒後4年目(入局2年目)
外科専門医修得のために必要な心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科・小児泌尿生殖器外科、乳腺科の4科を1〜1.5ヶ月ずつローテーションします。但し、前期臨床研修で規定の症例数を満たしている科については必ずしもローテーションする必要はありません。残りの6ヶ月は関連病院にて消化器・一般外科を研修します。

卒後5年目(入局3年目)
1年間、関連病院にて主に術者として研修します。

卒後6年目以降
消化器外科学講座の中から専門科を決め、専門科に入局します。入局後は各専門科にて学位修得のための研究、関連病院での研修を行います。
 また、大学院生に関しては、卒後4年目から専門科への入局が可能であり、外科専門医も平行して修得出来るようにそれぞれの希望に応じ、プログラムを考慮しています。肝胆膵外科では、卒後5年目までに関連病院にて胃癌、大腸癌などの消化管手術の基本を修得し、入局後はより難易度の高い肝胆膵外科手術手技を学び、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、肝胆膵外科学会高度技能医の取得を目指します。