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2021.12.22 (WED)

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順天堂大学と読売巨人軍が新プロジェクトを始動

最先端のスポーツ医科学の見地から選手のコンディショニング向上を目指す

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順天堂大学(東京都文京区、学長:新井一)と株式会社読売巨人軍(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:今村司)は2022年シーズンに向け、プロ野球・読売ジャイアンツに所属する選手のコンディショニングに関する学術指導契約を締結しました。
連携の背景:
約7か月間で143試合を行うプロ野球は、シーズンを通してパフォーマンスやコンディショニングを維持できるかどうかが非常に重要です。年間を通して、トレーニングだけでなく、睡眠や栄養などを含む総合的なコンディショニングを行うことが望まれますが、1軍から3軍、高卒からベテラン選手までと、多様な選手を抱えるプロ野球球団ではチーム全員をサポートすることは容易ではありません。また、取得したデータをコンディショニングへ活用する際の医学的・科学的な根拠が不足しているという課題もあります。
順天堂大学は、読売ジャイアンツの本拠地・東京ドームの近隣に位置し、医学とスポーツ科学を強みとする大学です。2021年4月には、 「スポーツ」と「医学」分野の有機的な連携をさらに強化し、スポーツ健康医科学の新しい視点のもと、社会課題の解決に向けた活動の加速を目指す組織として「スポーツ健康医科学推進機構(JASMS、機構長:鈴木大地)」を設置しました。本プロジェクトでは、JASMSを中心とした「オール順天堂」で、医学・スポーツ科学の両輪から読売ジャイアンツの選手のコンディショニングをサポートしていきます。
プロジェクト内容
  • 読売ジャイアンツのコーチングスタッフ等と順天堂大学の研究者・医師が定期的な会議を実施。トレーニングなどのフィジカルに限らず睡眠や栄養、メンタルを含む、選手の年間を通したコンディショニング向上を目指し、医学・スポーツ科学の専門的知識および最新の知見に基づきアドバイス・意見交換を行う。
  • 若手選手数名に対して、面談を行った上で抽出した選手の個別の課題解決へ向け、順天堂大学の研究者・医師がスポーツ医科学の視点より、総合的な個別アドバイスを行い、シーズンを通してコンディショニング向上を図る。

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順天堂大学 小林弘幸 教授(左)、鈴木大地 機構長(左中)、読売巨人軍 会田有志 トレーニング統括(右中)、大竹寛 トレーニング統括補佐(右)