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2018.04.13 (FRI)

【1型糖尿病根治に向けた研究資金の循環を創りだす】患者・家族によるNPO法人と順天堂大学で国内初の取り組みを開始

順天堂大学(学長:新井 一、東京都文京区)は、全国の1型糖尿病患者・家族を支援する認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク(理事長:井上龍夫、佐賀県佐賀市)と、1型糖尿病根治法の開発を目指す受託研究を開始しました。
これまでNPO法人と大学との間では、研究助成という形での支援が一般的でしたが、この度の受託研究では、研究成果が実用化され実施料収入が生じた場合に、その収入を次の研究資金として日本IDDMネットワークに還元する「循環型研究資金」の仕組みを採用しています。患者・家族が中心になって、大学と研究資金の循環を作り出す取り組みは、国内では初めて(*1)のものであり、今後、還元される資金を通して日本国内の1型糖尿病根絶に向けた研究がさらに進展することが期待されます。

*1 循環型研究資金の仕組みを導入したNPO法人と大学間での受託研究として国内初。 独自調べ(2018年3月23日現在)

左から、松本征仁 准教授(順天堂大学大学院医学研究科先進糖尿病治療学講座)、岡﨑康司 教授(順天堂大学大学院医学研究科難治性疾患診断・治療学)、井上龍夫 理事長(日本IDDMネットワーク)、中島惠 理事・弁護士(日本IDDMネットワーク

左から、松本征仁 准教授(順天堂大学大学院医学研究科先進糖尿病治療学講座)、岡﨑康司 教授(順天堂大学大学院医学研究科難治性疾患診断・治療学)、井上龍夫 理事長(日本IDDMネットワーク)、中島惠 理事・弁護士(日本IDDMネットワーク)