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2019.06.10 (MON)

  • スポーツ健康科学部
  • スポーツ健康科学研究科

第72回順天堂大学啓心寮 寮祭!!

「第72回啓心寮寮祭・・・順心令月」
さくら会運営委員 市川幸夫
新時代の幕開けは、観測史上最高気温を記録するなど、猛暑から始まり、気をもんでいましたが、寮祭の開催日は薄曇り、曇りで見学者にとっては過ごしやすい天気になりました。
新緑の、心地よい木漏れ日の中、寮祭を見学いたしました。
思い起こせば、初めて大学見学に訪れた時、「駐車場の提灯は、昨日まで寮祭を行っていたからなのですよ」と聞いたその寮祭でした。不勉強な親で、寮祭ならその時に来ればよかったと思ったのを思い出します。
土曜日には、孫の大学を見たいだろうと思い、高齢の祖母を車いすで連れての見学でした。
到着後、事務棟を抜け、“泰然の庭”では、コンテスト、パフォーマンスなどが行われていました。
大音響でキレキレのダンス、ムキムキの肉体美、楽しそうな笑顔…とても4月に入学した新入生とは思えませんでした。
子供と合流し食券を買い、模擬店の食べ物を味わって、ひと段落したところで、いったん子供と別れ、祖母と大学の見学をいたしました。
「広いねえ、たくさん建物があるねぇ」と感心しながらの見学です。
体育館ではトップレベルの体操競技部の練習も見学でき、祖母も感動していました。
翌日曜日は、場所を酒々井駅付近に移し、「順大はだか祭り」です。
自治体との共催、大学名の入った祭礼とちょっと不思議な印象でしたが、会場の中央公園までに、“順大はだか祭り”ののぼりが立ち、歩道には、水の入ったバケツが用意され、地元の人と共催ということ意味が実感できました。
公園に入ると、子供たちが水鉄砲を持ち、上半身裸、白短パンにて待機する順大生にフライングで攻撃して悲鳴を上げさせていました。
富里ひづめ太鼓の演奏、子供たち中心のソーラン節などで盛り上がりました。
ソーラン節を見ていて、子供が小学校の時一生懸命練習していたのを思い出しました。
きっと、本人も懐かしく思っていたと思います
いよいよはだか祭りの行進が始まります。どんよりとした曇り空で水をかぶるには少し肌寒い天気でした。水鉄砲のか弱い放水から、水道のホースでの放水、そしてバケツの水を浴びせられ、震えながら歩いている学生もいました。途中、そんな学生を元気づけるように掛け声をかけ、声を張り上げていました。
快晴のなかでやらせてあげたかったと少し思いました。でも、きっとそのぶるぶる震えるびしょ濡れの寒さも、学生生活の良い思い出になるのでしょう。
 今回、寮祭を見学させていただき、あまり他大学のことを知っているわけではないのですが、保護者が関わっていける大学なのかなぁと実感いたしました。


スポーツ健康科学部、医学部が一緒に生活する一年間を有意義なものにしてほしいと思いました。
また競技会場等で見せる顔と違った一面も見ることができ、あんなに楽しそうにしている学生生活を、すこしでも共有出来たらと思いました。
入学間もない学生たちが伝統ある寮祭を無事終えることができたのも、室長はじめ先輩方、教職員の方々、地元酒々井町の方々のご支援を忘れず、次世代に引き継いで行けるよう応援していきたいと思います。

2019寮祭室長ダンス

2019寮祭さくら会会長餅つき

2019寮祭笑運動会

2019寮祭部屋ダンス②


第72回順天堂大学啓心寮寮祭
さくら会運営委員 澤野正浩

新元号令和の幕開けと共に、啓心寮で長く受け継がれる「寮祭」が5月31日から6月2日までの3日間にわたり盛大に開催されました。寮生が掲げる今年のスローガンは、新時代の到来に相応しく「順心令月~繋げ!旧世代の魂を 築け!新世代の花道を」。私たち保護者としても、入寮後の我が子の新生活を知る絶好の機会でした。
保護者にも公開される2日目のイベントは、さくらキャンパスの中庭空間である“泰然の庭”に設営されたステージで開催されました。男装女装コンテストを皮切りに、Mr・Ms啓心寮、歌うまコンテスト、水着コンテスト、寮室ごとの息の合ったセクシーダンス等々、ラストの南寮・東寮・北寮各チームが大人数で踊るTシャツコンテストまで、学生たちが工夫を凝らした盛りだくさんのプログラムが続きました。会場は明るい笑顔と熱気に満ち溢れていて、観覧する保護者も、終始エネルギッシュな学生たちから何やら大きなパワーを注入された気がします。
寮祭3日目は、酒々井町の中央台公園を起点にJR駅周辺を舞台とした「裸まつり」です。3基の樽神輿を担いで町内を練り歩く学生たちに、沿道のたくさんの方々から力水と声援をいただく恒例行事であり、今回もお祭りは大変盛り上がりました。地域の方々には、お祭りでの交流のみならず、日用品購入・飲食・下宿・交通機関利用・アルバイトなど、大学生活を通じた様々な場面で大変お世話になっているはずです。さくらキャンパスが末永く地域に根付き、今後も温かい支援・理解を得ていくために、学生ひとりひとりが地域の一員としての自覚と責任を持って常日頃から行動してほしいと願っています。
大学生として新たな一歩を踏み出したこの2か月間、全国から集まった仲間たちと寝食を共にしながら、まずはお互いを知り、講義やクラブ活動を含めた各々の生活リズムを掴むのに精一杯だったことでしょう。しかし、この短期間で、寮祭という一つの共通の目標に向かって皆が一丸となり成し遂げた成果は、本当に素晴らしいものだったと思います。縁あって出会った仲間といち早く理解し合い、仲間と共に学生生活を充実させたいという強い意志を感じました。親元を離れた後の順調な新生活の様子にホッとするとともに、とても逞しく思えました。
この寮祭によって、学生同士の相互理解と協力関係を育むという目的は十分に達成されていますが、大切なのはその先であると思います。寮祭は一つのきっかけであり、今後の寮生活、学生生活を通して、コミュニケーション力や団結力を磨き続けて欲しいと思います。世界中の人々がSNS等により容易につながり、情報通信技術の進歩も加速化する現代社会では、人と人との直接的なコミュニケーションがどうしても希薄になりがちです。今後、職業や社会の仕組みが大きく変貌したとしても、FACE to FAⅭEの人間的触れ合いや、多くの人が一つになって物事を成し遂げることの重要性に変わりはないと思います。素晴らしい仲間との出会いから始まった学生生活、順大生としての誇りと自覚を持ち、常に相手を理解し思いやる気持ちを忘れずに、学問やスポーツ活動に精一杯打ち込んでもらいたいと願います。
最後になりますが、例年の寮祭運営をサポートいただいている教職員の方々、そして、この伝統行事を温かく見守ってくださる地域の皆様に心より感謝いたします。ありがとうございました。

2019寮祭部屋ダンス

2019寮祭裸まつり

2019寮祭てきや

2019寮祭