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2012.09.19 (WED)

  • スポーツ健康科学部
  • スポーツ健康科学研究科

大阪会場・福岡会場・札幌会場のレポートを掲載しました。

第181回 大阪会場 8/18(土) ハートンホテル北梅田

大阪会場実施報告

 8月18日(土)、第181回保護者懇談会が大阪市内のハートンホテル北梅田で行われ、近畿中国四国地方から15組20名の保護者の方々が参加されました。
 大学側からは、島内副学部長をはじめとして、菅波教授・北村教授・田中准教授、啓友会から、近西弘行様、〆野敏行様、OGの下村薫さん、さくら会から飯塚会長他5名が出席いたしました。
 午前中は、個人面談が行われ、その空き時間を利用してフリートーキングということで、自己紹介・質問等をはじめとしていろいろな話がなされました。初め は緊張気味だった保護者の方々も、次第に和やかな雰囲気になり、保護者の質問に別の保護者が答えるという、まさにフリートーキング・・・つぎつぎに意見が 出て、最後は昼食をとりながらのトーキングになりました。千葉から参加された保護者の方からは、こういう懇談会が本来の懇談会の姿であるという意見が出る ほどの盛り上がりをみせました。

2012保護者商談会大阪①

 午後は、大学側説明会で、教職・大学院関係、就職関係、運動部関係と先生方から資料を使っての詳細な説明がなされました。そして啓友会からは、大阪の教員採用試験状況、そして現在中学の教諭をしている卒業生の体験談と教職関連の話が多くなされました。3・4年ばかりではなく、1・2年の保護者の皆さんも就職関係では不安をもっている方も多く、さらに午前中のフリートーキングの中で、教職を希望している方が多かったこともあり、大変有意義なお話で、保護者の皆さんは真剣にメモをとっていらっしゃいました。
 大阪地方は午後から外は真っ暗になり、雷雨が激しく、懇談会が終了してもなかなか外に出られず、ロビーではお天気待ちがてら保護者の方々同士も和気あいあいとおしゃべりをしていました。
 私自身初めての地方会場での懇談会でしたが、離れて暮らしている子供の大学生活や将来のことについてみんなで忌憚なく話せる懇談会はとても充実したものに感じました。

(さくら会運営委員 桶田 和子)

懇談会感想

永村 直司・典子様

健康学科2年
永村達郎さんのご両親


私は順大さくらキャンパスがある印西市に隣接している成田市に住んでいます。
 昨年は息子が一年生で、初の保護者懇談会は地元のさくらキャンパスで出席しました。
しかし、今年は地元での開催日に都合がつかず、夫が大阪に単身赴任中ということもあり大阪会場で参加をさせていただきました。

2012保護者商談会大阪②

 大阪会場は15組(20人)で先生や役員の方々との距離も近く(座席が向き合って話しやすい)アットホームな雰囲気で、参加された方々のお話をじっくり聞きながら時にはなかなか聞けない内容(仕送りの額等)や、キャンパスライフの情報交換をしたりと有意義な時間を過ごすことができました。

 保護者のお話の中で、便りの無いのは元気な証拠といえども遠く離れて暮らす我が子の様子を心配されているお話を伺い、私も同じ親の立場から、少しでも地元情報をお伝えできればとこの機会にいくつかお話をさせていただきました。

 中でも食事の面は、昨年の我が子が入寮している時に私も感じていた同じ思いで、皆さんも気にかけている共通事項であると思いました。
息子からも「学食の量が少ない」や「利用時間が短い」と聞いていたので、スポーツ系の学食にしては不便な環境ではないかと心配の種になっていました。
運動や勉強をする上で、まずは食が基本であると思いますし、健康にも影響を及ぼすことがありますからなおさらです。
息子情報によると、キャンパス近辺には田舎でありながら以外にも学生御用達の食堂や店が結構あるらしく、内容や量も学生仕様で大盛りでも値段はリーズナブル、味もよいとまさに地元のお店に支えられているようです。
現在は自宅から通学している息子も美味しいからと友達を誘い、時折食事に出かけるほどです。

 また、ひとり暮らしや寮生活をしている学生にも助かるスーパーが近辺に二軒あり、それぞれに新鮮で安全な食材を取扱っていて、しかも安価な品揃えですから心配ありません(ちらしが入るため同じ商品でもそのスーパーのほうが成田の店より安く、成田から買い物に行く客がいるほどです)
またキャンパスからバイクで15分ほどの成田市内の各スーパーにも順大スウェットをはいた学生が買い物に来ています。

 以上のように食に関してはさほど不自由せずに生活できているようです。

 周りは田んぼだらけで田舎の中のキャンパスですが、勉強に集中するためには余計な誘惑がなく、見方を変えればよい環境にあると思います。離れて暮らすご家族にもそういう点からも安心材料のひとつになれば幸いです。
 息子もあと二年大学にお世話になりますが、今回の保護者懇親会参加を機に、機会があれば旅をしながら地方会場でのひとときもお勧めです。

2012保護者商談会大阪③

2012保護者商談会大阪④

2012保護者商談会大阪⑤

2012保護者商談会大阪⑥

第182回 福岡会場 8/19(日) ホテルセントラーザ博多

福岡会場実施報告

福岡会場は、8月19日(日)博多駅前のホテルセントラーザ博多で開催され、19組26名の保護者の方々にご参加いただきました。
 大学より島内憲夫副学部長、菅波盛雄教授、北村薫教授、田中純夫准教授、啓友会福岡県支部から木下忠前支部長、田中和之事務局長、平成21年度卒 草谷誠様、大学事務局から2名、さくら会から飯塚会長他4名が出席致しました。
 午前10時から個人面談が随時実施され、その間順番を待つ保護者の皆様方と島内副学部長及びさくら会役員との間でフリートーキングが行われました。
 島内副学長の「出会いの瞬間こそ愛のすべて」「人は褒められることで力を発揮する」「血縁関係のない大人からの褒めの効果」等の楽しく興味深い話を皮切りに懇談会が始まりました。

2012保護者商談会福岡①

 さくら会役員に続き、保護者の方々の自己紹介では、和やかな雰囲気の中で活発な意見交換が行われました。

 印象に残った保護者の皆さんのコメントとして
「連絡がこない・・・」「帰ってこない・・・」「盆と正月しか帰ってこない・・・」
「遠くに離れていても、近くにいてもなかなか帰ってこない」
「連絡がある時は『金送れ』『米送れ』」「長いメールを送っても返事はいつも5文字以内」
 なかなか実家に帰ってこない、親へのメールが短いことは、どこの会場でもよく聞かれるコメントです。返事が来るだけまだましという声もありました。

「帰省は5日間。バタバタして家にいない。いろいろ食べさせてあげたいのに」
「今までずっと追っかけをしてきました」「さびしい 寂しい 淋しい」
 家族で一生懸命応援してきた絆が強い分、さびしさもひとしおのようです。
島内副学部長曰く、「子離れもがんばってほしい!」

「箱根駅伝出場を決めたずぶねれ感動の昭和公園」「トップマネージャーとして箱根駅伝に参加」
「順大グッズが売り切れた」「悔いのない競技者としての終わらせ方を考えてあげたい」
 今回は陸上競技部に所属する学生の保護者の皆さんの出席が多く、感動の箱根駅伝にまつわる話がたくさん聞けました。

 昼食をはさみ、午後の大学側説明会では、北村教授から大学院・教職に関する話がありました。「これからの社会は大学院修了を求めている」「教職に合格するカギは、本気で教員を目指す強い意志を持つこと」という話が印象的でした。
 田中准教授からは進路状況について詳しい説明がありました。
 菅波教授からは映像を交えながら、各クラブの活躍状況の紹介がありました。
 啓友会からは福岡県の教員採用状況並びに試験対策の事例等の説明をしていただきました。「講師6,7年は当たり前」「専門教養は満点をねらわなくてはいけない」「実技も大切」等の話をいただきました。
 就職活動体験談報告として、平成21年昨年卒業し企業に就職した草谷誠さんに、どのように企業を選び就職活動をしたのかという話をしていただきました。就職活動を通して「自分は何者なのか。自分はなにをやりたいのか」と繰り返し自分を見つめなおし、社会の厳しさに気づかされたとのこと。保護者の皆さんは日頃なかなか聞けない順大卒業生の就職活動の話を熱心に聞いていました。
 その後、質疑応答や感想等、意見交換がされ15時にて懇談会は終了となりました。
 限られた時間の範囲内でありましたが保護者の皆様方と有意義な意見交換ができ充実した懇談会でした。今後とも、さくら会は保護者の皆様方と大学とのパイプ役として情報の共有化を図っていきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

(さくら会副会長 久永 誠人)

懇談会感想

田中 俊也・淳子様

スポーツ科学科1年
田中 智也さん(陸上競技部所属)のご両親


 仕事にある程度の区切りがついたので、今年の夏は思い切ってお盆休みを挟んで9連休を取ることにしました。全国的には連日猛暑の続く8月中旬、こちら九州北部のお盆期間はまるで「梅雨」のような豪雨に見舞われ、週末になってやっと夏らしい天気が戻ってきた状態でした。

2012保護者商談会福岡②

 今朝、妻と駅に向かう途中にふと見上げた空には、昨日までの入道雲にかわってかすみ雲が薄く空を覆っていました。空の高さと水色のくすみ具合になんとなく秋の気配を感じさせるそんな日に福岡での保護者懇談会は開催されました。
 今年の四月からご縁を頂き、次男坊が順天堂大学にお世話になることとなり、家を出てから早いものでもう四ヶ月が過ぎました。東京での入学式後のさくら会の懇親会で内容を聴いていましたので、「保護者懇談会」には是非とも出席したいと思っていました。
 午前中の二時間には「個人面談」と「全体懇談会」とが同時進行にて行われました。個人面談においては、息子の学内における活動状況を「学業」「クラブ活動」そして「寮生活」の各面に亘って先生より仔細にお話を伺えたことが印象に残りました。こういうところが「少人数」で「アットホーム」な順天堂大学だからこそ出来る「きめ細かな対応」だと改めて感心しました(受持ち頂きました菅波先生、大変有難うございました)。
 また全体懇談会においては、保護者から先生方へ「子供達への愛情」がたっぷりこもった質問や要望、報告などをする時間が順番に設けてあり、参加二回以上の方々からは慣れた様子で色々なお話が出ていましたが、初参加の私たち二人にはちょっとビックリ。事前に何も考えておりませんでしたので、後から思い出すとかなり「親馬鹿」な話をしてしまったのではないかと後悔しています。
 さて、美味しい昼食を挟んでからは大学側から学校カリキュラムや各運動部の活動状況、就職関連の情報などについての詳細かつ丁寧な説明があり、最後に直近の卒業生の草谷さんの貴重な就職活動体験談を拝聴して午後の約二時間は終了し全会閉会の運びとなりました(草谷さんの「就活」体験談は本当に息子に聞かせてやりたいお話でした)。
 本日は一年生の保護者として、初めて懇談会に参加させて頂きましたが、会合全体を通じて感じたことは順天堂大学が子供達を「愛情を持ってしっかり教育してくれている」ということです。また本会が大学と保護者の「意思の疎通を図る」場として大変有意義なものであることも強く感じました(ご参加の保護者の中に愛媛県や広島県、そして石川県など九州島外の方々がいらっしゃったのにも驚きました)。
 様々なご事情から参加されなかった保護者の方々にも、機会があれば出来る限りお声をかけて参加をお勧めしたいと思います。
 現在単身赴任で船橋市に住んでいる私は、幸いなことに自宅にいた時より息子と話をする時間が持てています。本人から直接聞いている事に個人面談や懇談会などでお聴きした話が加わり、息子の成長ぶりが想像以上のものであることが窺え、私たち二人にとっては大変貴重な一日となりました。ただ残念だったのは本日ご参加の保護者の方々との交流をあまり図れなかった事です。次回参加の折には2回目となるので「気持ちに余裕」を持ってご参加なさる皆様との交流を深めたいと思います。
 最後となりましたが、貴重な時間を割いて今回の懇談会を企画し運営をなされた事務局の皆様に心より感謝を申し上げますと共に、順天堂大学とさくら会の今後益々のご発展をお祈り申し上げます。

2013保護者商談会福岡③

2013保護者商談会福岡④

2013保護者商談会福岡⑤

2013保護者商談会福岡⑥

第183回 札幌会場 8/25(土) ニューオータニイン札幌

札幌会場実施報告

 さる8月25日(土)、ニューオータニイン札幌を会場とし懇談会が開催されました。当初保護者の方の出席予定は、5組7名を予定していましたが、所用もあり4組5名でのスタートとなりました。
 大学からは、濱野光之学生部長、細見修教授、神原直幸准教授、啓友会より牧内邦夫北海道支部長、OBとして小川壮太郎君(平成21年卒:札幌市消防局)、さくら会より飯塚啓和会長他3名、大学事務局から1名が出席致しました。

2012保護者商談会札幌①

 午前中は、面談・懇談会でしたが、面談は1組約1時間の配分となり、詳細に多々お話が伺え、有意義に過ごせました、と保護者の方からご意見を頂きました。また、並行する懇談会も少数での実施となりました。そこで保護者の方から、北海道での順天堂大学に対する関心・認知度は低いように感じる、そのため、是非とも今後北海道の高校生達に、営業・宣伝を活発に強化してほしいとの要望が出ました。午後の大学説明会にて、啓友会の牧内邦夫支部長より、現在280名を超える卒業生が、道内で様々な分野で活躍しており、順天堂の認知度はアップし始めている。今後も継続し色々な側面からサポートをしていきます、とのご意見を頂き、併せてOB小川君自身の公務員試験対策に関する、貴重な体験談も披露頂き、保護者の方には心強い情報を得る機会となったようでした。
 全体を通して、少数ならでは味のある雰囲気で保護者懇談会は終了しました。

(さくら会運営委員 上村 佳節)

懇談会感想

安野 二郎・美佳子様

スポーツ科学科2年
安野 慶さん(水泳部所属)のご両親


例年になく蒸し暑い今夏の北海道。8月25日、札幌市のニューオータニイン札幌を会場に第183回保護者懇談会が開催されました。息子が順天堂大学に入学した昨年の春は、まさに東日本大震災の直後。親も入学式に同行するべく準備手はずを整え、楽しみしておりましたが、頻発する余震やライフラインの寸断等で止む無く同行を断念。入学式の開催すら危ぶまれる中、不安を抱きつつも息子を新千歳空港で見送りました。以来、千葉を訪れる機会をなかなか得ることができないまま1年半が過ぎました。せめて北海道で保護者懇談会でもあればと願っておりましたところ、今年は札幌市で開催されるという案内を頂きました。躊躇することなく妻と二人で参加させていただくことに致しました。

2012保護者商談会札幌②

 午前10時よりまず個人面談が行われました。
担当の先生より子供の単位修得状況や今後の見通し、更には就職活動や学生生活に関する話などを詳しくお聞きすることができました。通常、大学の懇談会ともなれば短時間で一般論に終始しがちとなりやすいものですが、懇切丁寧に時間をかけて分かりやすく説明をして頂きました。
 その後は、さくら会の役員(飯塚会長様、大野副会長様、藤田・上村両運営委員様)の方々や参加者との懇談となりました。役員の方々とは初めてお会いした訳ですが、旧知の仲と錯覚するくらい気さくな方々ばかりで、すぐに打ち解けることができました。同じ大学に子供を通わせている親同士、ざっくばらんに話題を共有化し、様々なアドバイスを頂くことができました。さくら会の一員であるとの思いを強くする場ともなりました。
 昼食をはさみ、午後からは大学側の諸説明が行われました。まずは神原直幸先生より教員採用試験と大学院進学についての説明がありました。「教職に強い順天堂」を支えている大学側の意気込みと実践に対して、信頼感を強く持つことができました。
 その後、学生部長の濱野光之先生が、ユーモア溢れるトークで運動部の活動状況についてお話をされました。順天堂大学関係者が大活躍した今回のロンドンオリンピック。その舞台裏のお話など、興味深いものばかりでした。
 そして最後に就職活動報告ということで平成21年度に大学をご卒業され、札幌市消防局に勤務されている小川壮太郎様の受験体験談とゼミ担当者として彼を支えた細見修先生のお話を直接聞く機会を得ることができました。お二人の「師弟愛」と就活を支援する家族的かつ人間的なふれあいを感じ取ることのできる心温まる素晴らしいお話でした。少人数教育の順天堂の強さの秘訣を垣間見た思いでした。
 今回の保護者懇談会を通して感じたこと。それは「子供を順天堂大学に通わせて良かった。」の一語に尽きます。
 最後に北海道出身の順天堂大学生への惜しみない支援の手をお約束してくださった啓友会北海道支部長の牧内邦夫様、並びに保護者懇談会の進行を事支えて下さっていた事務局の皆様。誠にありがとうございました。

2012保護者商談会札幌③

2012保護者商談会札幌④

2012保護者商談会札幌⑤

2012保護者商談会札幌⑥