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2019.07.11 (THU)

  • 社会価値創造

オリンピアンの新竹優子先生による小学生向け体操授業を開催

7月11日、スポーツ健康科学部助手で女子体操競技部コーチの新竹優子先生が、平成28年度オリンピック・パラリンピック教育重点校である三鷹市立南浦小学校において体操授業を行いました。

新竹先生に教わった“前転”に挑戦

授業冒頭に行われた同校の3年生から6年生までの児童を対象にした講演では、北京オリンピック・ロンドンオリンピックに出場した経験を持つ新竹先生が体操選手を目指した理由や、小学生時代の自身の様子、オリンピックに出場した時の感想やオリンピックの素晴らしさについて紹介しました。その後、3年生の児童には実技指導も行われ、参加児童は新竹先生のアドバイスを聞きながら、マットで様々な前転に挑戦しました。

新竹先生の実技指導を受け、4人並んで腕を組みながらの前転に挑戦した3年生の男子児童は「みんなで回る時に息を合わせて揃えるのが難しかった」と感想を話しました。授業後には、多くの子どもたちが今までよりも前転が上手くなり、体操が好きになったと嬉しそうに声を上げ、子どもたちを見守っていた同校の藤原和彦校長は授業を終えて、「実際のオリンピアンと授業をするだけでも、子どもたちの意欲は高まります。その上、講演会の中で模範演技を見せていただいたので、“やってみたい”という思いは更に高まっていました。また、新竹さんの言葉かけや教え方が、3年生の子どもたちにぴったりだったので、更に効果が高まりました」と話されました。

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新竹先生に前転を教わる小学生たち

2020年に向けて

対談の中で、子どもたちに向かい「今後のオリンピックでは、選手として参加する人もいるかもしれません。また、選手村で働いたり、会場で働いたりするなど、多くの人がボランティアとして活動して、大会を盛り上げてほしいと思います」と言葉を投げかけた新竹先生。4年後には、中学生・高校生になっている子どもたちにとって、今回の授業が自分たちにできることを考える、よいきっかけになったようです。

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小学生たちに話をする新竹先生

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4人並んで前転に挑戦

本学は、2014年6月に2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定を締結しています。大会開催に向けて、今後も、オリンピック教育の推進や大会機運の醸成を目指した取り組みを積極的に展開してまいります。