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2023年4月25日（火）に、オールボー大学（デンマーク）と順天堂大学保健医療学部が主催し、デジタルヘルスとリハビリテーションに関するイベントを開催しました。

保健医療学研究科の代田浩之研究科長が司会進行を務め、同研究科と共同研究を実施中のオールボー大学のBirthe Dinesen教授が、デンマークのデジタルヘルスの現状や、国際的な共同研究の実施例などを紹介しました。

プログラム前半は、保健医療学部の高橋哲也教授がリアルタイムECGモニタリングによる多人数オンライン心臓リハビリテーションについて、松田雅弘先任准教授が集団における歩行分析データベースについて、それぞれ最先端の研究成果を報告しました。

後半は、本学大学院医学研究科神経学の大山彦光准教授がパーキンソン患者におけるデジタルヘルスと遠隔医療について、GROOVE X 株式会社の林要氏がソーシャルロボット「LOVOT」を紹介しました。LOVOTは、Dinesen教授の研究でも使用されています。

さらに、Janus Dinesen氏がJD TeleTechのネットワークを活かしたデンマークと日本の学生交流の可能性について発表を行いました。プログラムの最後は会場からの質疑応答と、演者同士の活発な意見交換が行われました。

保健医療学部と保健医療学研究科はデジタルヘルスを通じて、医療と健康に貢献する国際的な取り組みを実施していきます。