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2023年4月30日（日）、第63回日本呼吸器学会学術講演会（大会長：髙橋和久　順天堂大学大学院医学研究科教授・順天堂医院　院長）において、市民公開講座『健康で潤いのある人生を目指して ～アスリートと医師と共に考えましょう～』がWEBと対面のハイブリッドで開催され、スポーツ健康科学部より和氣秀文学部長、鈴木大地副学部長、高澤祐治教授、谷本道哉先任准教授、室伏由佳准教授、福島千里特任助教が登壇しました。

　 

第1部基調講演では、鈴木大地副学部長が『スポーツ庁のスポーツ健康施策と順天堂大学スポーツ健康医科学推進機構について』を講演。視聴者の方からの、部活動の地域移行に関連した質問などについて回答する場面もありました。

　

 　

第2部のパネルディスカッションには、スポーツ健康科学部教員の他、髙橋和久教授、佐野裕子准教授（順天堂大学医療看護学部）、そして荒野直子助教（順天堂大学医学部）も参加。アスリート、医学、看護学のそれぞれの視点で、「健康維持における日常的な運動の効果」や「運動を日常的な生活習慣にするための工夫」、「基礎疾患がある方が運動を始める時の注意点」などについてディスカッションしました。また、「健康で潤いのある人生におけるスポーツの意義」について、学部を越えた活発な意見交換を行い、健康の維持増進や疾病予防に関するスポーツの重要性について話しました。

　

講座の最後には、佐野裕子准教授とNHK「みんなで筋肉体操」にて指導・出演している谷本道哉先任准教授による、「慢性呼吸器疾患に対するリハビリテーション」「呼吸器疾患・整形外科疾患をサポートする運動療法」を実演し、閉会となりました。

　

　

当日は、WEBと対面の合計で400名を超える方が参加し大盛況となりました。スポーツ健康科学部では医学部とも連携しながら、「健康」「スポーツ」に関する研究をすすめるとともに、積極的に発信活動も行い、社会の一層の充実と発展に取組んで参ります。