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2023.05.19 (FRI)

  • 研究活動
  • 医療看護学研究科

【過去の研究データの使用についてのお願い】

 このたび,「がん患者の主体性を育み活かす看護実践のための外来看護師育成プログラムの有用性」という研究を行うことになりました.この研究は,がん患者の主体性を育み活かす外来看護実践を的確に行うための実践力を育成するプログラムの有用性を明らかにすることを目的としています.研究の実施にあたり,過去に研究にご協力いただいた皆さんのデータを使用させていただきます.

  • データの出典元となる研究:

外来通院がん患者が主体性を発揮して生活することを支援するために外来看護師が重要と考える看護実践(医療看護研究,16(2),34−46,2020)

  • データ利用の対象となる方:

がん診療連携拠点病院に勤務し,がん患者の看護に従事している外来看護師の方で,2012年12月から2013年1月に上記研究にご協力いただいた598名.

  • 利用させていただく情報:

86項目の外来看護実践方法について,「外来通院がん患者が主体性を発揮して自分らしく生活することを支援する外来看護実践として重要と考える程度及び実施していると考える程度」についての回答

  • この研究は順天堂大学医療看護学部研究等倫理委員会の承認を受けて行われます.

・研究実施期間 2022年7月1日 ~ 2024年3月31日まで
・研究責任者  佐藤まゆみ
・研究分担者  佐藤禮子,片岡純,森本悦子,阿部恭子,高山京子,大内美穂子,西脇可織

  • 当初の研究はデータの2次利用はしないということで同意を得ました.しかし,プログラムはこの研究(質問紙調査)の結果に基づき作成されており,プログラムの有用性を評価するためには,同じ質問紙を用いて評価することが不可欠と考えられました.この質問紙の項目数は86項目と多いため短縮版を作成する必要が生じ,データの2次利用をお願いすることになりました.
  • データは匿名化されているため,個人の特定はできない状態になっています.また,研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが,個人を特定できる個人情報は含みません.
  • 過去のデータを使用する研究であり,新たな調査や費用が生じることはなく,また,データを使用させていただいた方への謝礼等もありません.
  • 研究の結果,特許などの知的財産が生じる可能性もありますが,その権利は大学・研究者に帰属し,あなたには帰属しません.
  • この研究は,科学研究費補助金(基盤研究B一般20H03986 佐藤まゆみ)によって実施しております.本研究の研究者には開示すべき利益相反はありません.

 匿名化されているデータを用いているため,ご自身の情報は利用しないでほしい等のご要望には応じかねますが,データから個人が特定されることはございません.何卒ご理解のほどをお願いいたします.

【問い合わせ先】順天堂大学大学院医療看護学研究科 教授 佐藤まゆみ
    電話:047-350-4012   Eメール:m.sato.qhアットマークjuntendo.ac.jp
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