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　今季初戦の3000ｍ障害で快走した三浦選手（中央）　

　セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜大会が５月21日、神奈川・日産スタジアムで行われ、男子3000m障害で三浦龍司選手（スポーツ健康科学部４年）が８分19秒07で優勝しました。今季はこれまで5000ｍなどの種目に出場していましたが、本職の3000ｍ障害は初戦で、幸先の良いスタートを切りました。

　レースは中盤で先頭集団が三浦選手を含む５人になり、ラスト１周に入ってキルイ・アモス選手（ケニア）との一騎打ちに。スパートをかけるキルイ選手に三浦選手が必死に食らいつき、最終コーナーで逆転、ゴールに飛び込みました。

　三浦選手は2021年の東京五輪3000ｍ障害で日本新記録となる８分９秒92をマークし、７位入賞。昨年は世界のトップ選手しか出場できないダイヤモンドリーグファイナルで４位入賞を果たしました。今季も海外での国際試合に挑戦する予定で、さらなる活躍に期待がかかります。

水濠に着地する三浦選手（左）

　

また、男子110ｍ障害では、スポーツ健康科学部OB（令和３年度卒）の泉谷駿介選手（住友電工）が自身の持つ日本記録まであと0秒01に迫る13秒07（追い風0.8m）の好記録で優勝しました。

110ｍ障害で快勝した泉谷選手（中央）