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2023.06.05 (MON)

  • スポーツ健康科学部

三浦選手が3000m障害で3連覇、世界選手権へ OB泉谷選手は110mHで日本新 陸上日本選手権

 陸上の日本選手権が614日、大阪市のヤンマースタジアム長居で開かれ、男子3000m障害で三浦龍司選手(スポーツ健康科学部4年)が、821413連覇を達成、8月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権(世界陸上)の日本代表に内定しました。レース序盤から先頭に立つと、後続をじりじりと引き離し、最後は2位に5秒近い差をつけて勢いよくゴールに飛び込みました。昨年の世界選手権(米国・オレゴン)でも同種目に出場しましたが、惜しくも決勝進出は叶いませんでした。今年の世界選手権ではその雪辱を晴らし、上位入賞を狙います。

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 軽やかに障害を越える三浦選手

 今大会では本学OBOG選手の活躍も目立ちました。男子5000mでは2019年卒の塩尻和也選手(富士通)が131985で優勝。女子800mでは2021年卒の池崎愛里選手(ダイソー)が2308で制しました。

 2022年卒の泉谷駿介選手(住友電工)は男子110mH1304-0.9m)をマークし、自身が持つ日本新記録を0秒02更新。大会3連覇で世界選手権代表内定を決めました。このタイムは今季世界2位で、2021年の東京五輪では金メダルと同タイムになります。向かい風のレースで快記録をたたき出し、8月の世界選手権では日本人初の同種目決勝進出に期待が膨らみます。

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 日本新記録を示す電光掲示板を指す泉谷駿介選手

 また、今大会はU20日本選手権も併催され、男子400mで冨永湧平選手(スポーツ健康科学部1年)、男子400Hで今西亮太選手(同)、男子三段跳で金井晃希選手(同)がそれぞれ優勝しました。