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　世界の強豪が集う陸上・ダイヤモンドリーグのパリ大会が６月９日に行われ、男子3000ｍ障害に出場した三浦龍司選手（スポーツ健康科学部４年）が、8分9秒91の日本新記録をマークし、２位になりました。７位入賞を果たした2021年東京五輪時に自身がマークした日本記録を0.01秒上回りました。

　序盤は冷静に中位でレースを展開。東京五輪銀メダリストのギルマ選手（エチオピア）が中盤で一人飛び出る形となり、三浦選手も少しずつ順位を上げていきました。徐々に疲労が見える他の選手を尻目に、三浦選手の脚力は終盤も衰えることなく、最後は猛烈なラストスパートで２位フィニッシュ。独走したギルマ選手は7分52秒11で世界新記録をたたき出しました。

　三浦選手は８月にハンガリー・ブダペストで開催される世界選手権の日本代表にも内定しています。さらなる飛躍へ、応援のほどよろしくお願い致します。

世界最高峰の選手たちと競い合う三浦選手。日本新記録で２位に入った

長門俊介駅伝監督と笑顔を見せる三浦選手