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2023.08.07 (MON)

  • 保健医療学部

【保健医療学部リレーコラムvol.5】探究心から始まる放射線医学への道

 リレーコラム第五回として、理学療法学科の髙橋容子先生からバトンを受けた放射線学科の福永一星です。
 私は高校生時代に都立の大学のオープンキャンパスに参加した際に、なぜMRIが放射線を使わずに体の中の画像をつくることができるのかに興味をもちました。そのときにMRIとCTの違いを説明してくれた先生の研究室で大学・大学院とMRIの研究をする中で色々な出会いがあり、順天堂大学放射線医学講座の研究補助員として働く機会をもらいました。その際に、芳士戸 治義 特任教授(当時は技師長)と出会い、順天堂医院の放射線技師として働きました。そして保健医療学部の1期生入学と同じタイミングで大学教員として着任し、昨年度に卒業生を送り出したことでやっと私も本当の意味で教員になれた気がしています。
 私にとって研究を通じて得られたことは大きく、色々な先生方と交流したり国内・国外の学会にも数多く参加・発表させていただきました。現在研究しているMRI対応の心臓ペースメーカの安全性に関する研究では、卒業研究室の学生にも手伝ってもらい学会発表も経験してもらいました。
 高校時代には自分自身が大学の教員になることは全く想像していませんでしたが、オープンキャンパスで出会う学生や在校生には少しでも将来の役に立つことを伝えていきたいと思っています。

リレーコラム_福永先生1

リレーコラム_福永先生2